「ホリスティック養生」カテゴリーアーカイブ

養生とは、養いながら生きていく方法。
幸せに、気持ちよく、楽に、安らかに。太古の昔から、より健やかに、より安らかに、より幸せに、よりよく、生きていく方法、智恵が伝わっています。

一般にいう、「病気を治す」「病気にならない」意味だけではありません。

本来の「養生」は、養いながら生きていくこと。かけがえのない、今このとき、生きている命を、大切にすること。
そんな叡智を 紹介していきます。

四時(しいじ 今の季節)にかなった暮らし方や、自分の命を大切にする、セルフケアのやり方など。
無理が効かなくなったら、養いながら生きていくべきです。
ということは、ほぼ、大人の全員。
それが、いのち、を大切にするということ。
東洋医学はそれが得意です。
とも治療室では、患者さん一人一人の身体とこころに合わせて今このとき必要な養生法をお伝えしています。

過去の冷えやねじれが出る、風の季節。

images春は、「風」の季節です。強風が吹く気候は体にも影響します。

 

からだ 心の両面のねじれが表面に浮き出てくる、のがこの天地の動きに呼応した流れです。

アレルギーなど免疫系に出たり、風邪がこじれたり。

イライラが募って大事な人にぶつけてしまったり。

なかなかにエネルギッシュです。

症状が出るのは悪いことばかりではありません、ここで、ねじれや冷えを、押し出して解消すれば、前より元気になれるのです。

コツは、症状を、ケミカル薬で無理やり抑えつけずに、うまーく、経過させること。

からだにたまったエネルギーを利用して 逆に、良い状態にもっていくお手伝いをしています。ご相談ください。

清明(せいめい)になりました

二十四節気「清明」になりました。 暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されています。

清明 二十四節気

晴明は、旧暦4月に入る節替わりのころ。 節替わり前後で、体調や気分が変化することも多いようです。よくなる方向ならありがたいですが、ふっとしたことで風邪をひいたりすることもおおいので、どうぞお大事にお過ごしください

このころから、春の草木が咲き始め、万物が清らかで明るい気が満ち溢れます。 この清らかで明るい日差しの中、中国では先祖の墓参りする風習があるとか。中国文化が強く影響している沖縄県でも、この日を「シーミー」と呼んで、墓参りをして、墓前で家族が会食する習しがあるそうです。

大地の力…特別な石、温石。

石

とも治療室で使用している温石は、ホットストーンという名前で最近知られるようになってきた、玄武岩。

世界的なヒーリングの聖地、パワースポットとして有名な
アメリカ合衆国アリゾナ州セドナに程近い地域で、therapy用に採掘された特別な石を使っています。

アリゾナ州のツーソン…何万年という太古の昔からの
気の遠くなるような長い年月の間に起きた地殻変動、風雪、水の流れ、乾燥などから砂漠化したアリゾナの川のリバーベッドで地表に出てきた石たち・・・。

専門のストーンサプライヤーによって 心を込めて丁寧に扱われ、とも治療室までやってきてくれました。

見た目は似ていても、量産品…中国などの他地域のものとは「癒すちから」はけた違いです。最近は その貴重な石は ほぼ取りつくされてきたのが現状で、アリゾナ産は希少です。

何より、特別な専門業者 その価値を知り 心あるプロフェッショナルによって ていねいにあつかわれ、余計な加工や処理をされておらず、そのままの、無垢、ピュアなかたちで 手元に来てくれたのが、なによりありがたいのです。

豪徳寺のプライベートサロンでは、それぞれに個性のある石を、患者さんの体やツボの性質に合わせて使い分けふんだんに使っています。岩盤浴のような、芯までしみとおるあたたかさ。つもりつもった頑固な冷えが溶け流れ出ていくこの感じ…ぜひ体感してください。

 

image-1

https://wp.me/p5DtyY-uL

春分です。この時期のリセットに、おススメの薬草茶

春分です。昼と夜の長さがほぼ同じ日。西洋占星術などでの最重要タイミングのひとつで、いわば「空の元旦」。

この日、太陽は真東から昇り真西へと沈んでいきます。

古来、極楽浄土があると言われいる真西は、一年で最も極楽浄土に近付く日。なので、この日を挟んで前後7日間にお墓参りするといった風習が生まれたといういわれがあります。

春分

 

一年の計は元旦にあり…、今日、空の元旦の日に、ほんのすこし、今日からの自分、今日からの一年、を、考える時間を持ってみてはいかがでしょうか。

一年で最も極楽浄土に近付くころといわれるこのころ、年度替わりなどの生活の変化に伴い、心身も乱れがち。

意識的に、落ち着いた時間を取って、いったんリセットするのがおススメです。

そのおともには 温かい飲み物を。

今の季節には、

菊花、ミント、カモミール、薔薇のつぼみや花びら、そして酸味のあるローズヒップ(酸味が強いものは少量にとどめること)などのハーブに、

クコの実やナツメ、中医学的に補う働きのあるものをプラスする薬草茶がおすすめ。

自分の直感でミックスして 好みのブレンドを探してみてください。リフレッシュします。

色合いがきれいなので、ガラスの器を選ぶと楽しいです。

身も心もほっこり、します。

参考文献リスト

薬膳を知りたい方へ、こんな参考文献があります。(中医学、東洋医学、薬膳、はたいへん奥が深く、歴史も長く、したがって諸説あります。どの本も、自分の体を観察しながら活用ください。)

 

早乙女 孝子 の いつもの食材効能&レシピ帖―漢方の知恵を毎日の食卓に 食材338点レシピ151点

武鈴子著、からだに効く和の薬膳便利帳、一般社団法人家の光協会(2012)

高橋楊子ら著、体質・症状・年齢別東洋医学で食養生

仙頭正四郎監修、現代の食卓に生かす「食物性味表]、日本中医食養学会(2006)

大人世代の漢方入門

春は、風の季節です。

ダウンロード春は、風の季節です。

 

外に吹く風は身体にも影響を及ぼします。

身体に悪い影響を与えるその外部要因を、「風邪」(ふうじゃ)と呼びます。

これが人体に影響すると、いわゆるカゼ以外にも、花粉症、皮膚や粘膜のかゆみ、体表感覚異常(むずむず等)、身体痛、頭痛、めまい、脱力感などが現れます。また、もともと血が足りない人や、肝や胆が弱い人は 特にこの風邪の影響を受けやすいので、今の時期は注意が必要です。

春におこりやすいイライラ、不安、頭に血が上りやすい、めまい、肌トラブル、出ては消える様な変化する痛みなどというのは、この風邪の影響によるものといえます。

風邪の特徴は、「突然起こる」、「体の上の方に症状が現れやすい」、「変化しやすい」など。先ほどのめまい、イライラ、血が上りやすい、皮膚トラブル、出ては消える痛みなどというのもこの特徴に当てはまりますね。

風邪の影響を受けやすい臓腑は「肝」。肝は感情では「怒」とつながりがありますので、これまたイライラ、カーッとなるといった症状が出やすくなる季節というのを裏付けます。中医学での「肝」は西洋医学で考える肝臓としての機能、解毒や血や糖の貯蔵の他、自律神経の調整もしています。

春はこの肝が影響を受けやすい季節なので、ストレスなどによる自律神経のアンバランスを引き起こしやすい季節です。

 

小さな自然である人間は、大きな自然の影響を受け、四季が変化するように、刻一刻と変化し続けています。万物は常に流転しており、変わらないものなどありません。そして、変わることで変化に適応できているのです。

小さな症状のうちに、自分の体の声を聴き、東洋医学でバランスを取るのが、今現在の生活の質を上げること、そして未来の幸せを維持することにつながります。

気候変化に備え、健康な体を維持しましょう。

もぐさマスク(せんねん灸さんの特製マスク♪)

 もぐさマスク は呼吸器に優しいマスク

 

●花粉症・呼吸器症状の改善、感染予防、リラックスに。

●「もぐさ」の保温、保湿効果で鼻粘膜へ優しい。

●コロナ禍中は 使い捨てが推奨されます。

もぐさがもったいない・・かたへ

●外側のマスクと、不織布パックは 毎日 交換します。

●もぐさは、良いにおいがするうちは、天日干しで復活します。新しい不織布パックに入れてから干しましょう。


①外側のマスクは、   市販のマスクと交換します。布マスクでもよいでしょう

2️⃣    内側の不織布は、市販のお茶パックと交換します

3️⃣    お手持ちの両面テープで、不織布パックを 外側のマスクに貼り付けます。

あらかじめ切れているタイプは楽ちん。ロールタイプでもOK。

4️⃣ もぐさマスクの替え時。

もぐさのいい香りが薄れたり、汚れてしまって香りが悪くなったら替え時です。

 

体験者の声

寒い時の外出で使うと あたたかい

外の冷気がモグサ繊維により、ほどよい空気の温もりになり、口と鼻に届く

もぐさを通り素敵な柔らかさになった空気が不思議と、鼻の老廃物を引き出し鼻の通りが良くなった。

喉は空気の温かさに保護され喉の調子が良くなった

花粉症には、前の季節から使い始めると効果を感じた

 

二十四節気の『雨水(うすい)』ひな人形は…

ダウンロード (1)

二十四節気の『雨水(うすい)』とは。

“陽気地上に発し 雪氷とけて雨水となれば也”(暦便覧)

とあり、冬の陰気が覆っていた地上に陽気が発生し、雪から雨にかわってくる…と江戸時代の暦に書かれています。

湿気寒いときは関節の痛みがつらくなりがち。暖かくしてお過ごしを。

しかしながら例年、雨水を過ぎると急に春めいてくる日が増えます。ひな人形は雨水に飾ると縁起が良いといわれています。

春まであと一歩。

 

春の養生のコツは、「のびのび!」(古典 四気調神大論より)

春の養生を、患者さんのために簡単にまとめました。コツは、「のびのび!」

春の養生(古典より)

  • 少し遅く寝て少し早く起きて庭に出てゆっくりと歩き、髪を解きほぐし、体を伸びやかにする。(身体を動かし、気持ちよくのびのびと~)
  • 心持ちは活き活きと生気を充満させて、生れたばかりの万物のようにするよい。(ストレスはためない)
  • 生れたばかりの万物のように、とは。自然な生長にまかせるべきで、邪魔はしてはならない。褒めるべきで、罰してはいけない。(自分も他人も褒めて伸ばす♪押さえつけない)
  • 大いに心をはげまし、目を楽しませるべきで、体をしいたげてはならない。(楽しむこと、でも疲れすぎないで!)

2000年前の最古の医学書 黄帝内経素問四気調神大論を読んでみると春の3ヶ月間を「発陳」と言う、とあります。
元々春という言葉は 発る・張るから来ているといわれ、冬の間かくれていたすべてのものが、芽を出し活動的になり始める時期です。

昼の時間が長くなり、外の気温もだんだんと上昇しはじめると、「陽」の要素が少しずつ増し、消耗を避けてじっと閉蔵していた動物や植物も、陽気に応じて活発に行動し始めます。

人間も同じく陽気が徐々に活発に働き始めます。この気に従って適度に行動する事が良く、動かないでじっとしていると、陽気が体の内にこもってしまい病気になる原因を作ってしまいます。

春は、のぼせ、アレルギー症状、月経不順、気分の浮き沈み、肌荒れ、胃腸障害、等が 心身の変化が出やすい季節。

小さな自然である人間は、大きな自然の影響を受け、四季が変化するように、刻一刻と変化し続けています。春の「気」をうまく利用して、のびのびとした体と心を養いましょう。とも治療室がお手伝いします。

河津桜。春の力を自分で利用するセルフモニタリング

世田谷線山下駅付近の河津桜が、去年の不調から起死回生、花ひらいてくれました。

まだ厳しい寒さの中にも、ひざしのあかるさ、ひのながさ、そして花々のようすに日々季節の移り変わりを感じます。

春は、変化の季節。心身共に、ゆれやすくなります。

でもそのぶん、変化の力を自分で利用することもできるチャンスでもあります。

春は、セルフモニタリング、自分の状態を自分で的確にかんじとるちから、がとてもとても、たいせつです。

治療コースのほか、お灸教室花療法でも、セルフモニタリング力をつけ、軌道修正を自分でできるようになる、おてつだいをしています。

あれおかしいな、とかんじていたら、あまり長く我慢せずに ぴんときたほうへ、一歩。この春 踏み出してみるとよいと思います。

暦上、春になりました。春の養生は「陽気」コントロール。

ダウンロード (2)

春の花がほころびはじめました。

まだまだ寒いですが、暦の上ではこれから春が始まります。

中国古来の哲学である、「陰陽学」では、冬は陰が極まる季節。陰とは静と動でいうと静。春からは徐々に陽気が高まり、陰から陽に転化していく季節です。

陽は活動のエネルギーなので、植物は芽を出し、動物は動き出します。自然の一部である人間も陽気を取り込み、活動的になっていきます。

しかし、まだまだ寒さもたくさん残っています。不意に暖かくなったかと思えば、次の日は一気に真冬日に戻ったりします。

そうなると、体の調節が追い付かず、体と自然をつないでいる穴(腠理・そうり:一般的には毛穴のことと捉えられています)の開閉のコントロールがうまくいかなくなり、取り込んだり、発散したりさせないといけない陽気が体内に閉じ込められてしまいます。

陽気は活動のエネルギーなので、体内に閉じ込めるのは良いのではないか?と思ってしまいますが、陽気とは常に動き、巡るもので、一か所に閉じ込めておくものではありません。

閉じ込めてしまうと、陽気が強くなり、熱を帯びるようになり、喉が痛い、喉が渇く、咳が止まらない、血圧が高くなる、イライラする、気分が滅入るなどの症状が起きることもあります。熱の鬱積がひどい場合は火を起こします。

火が起きると熱は上に向かい、風を起こします。そうなるとフラフラとめまいがしたりするようにもなります。そうならないためにも陽気はうまく発散させることが大切です。

そんな時は、少し汗ばむ程度の運動をするか、足湯などをして少しだけ汗をかくのも良いですね。余りやりすぎると潤いを消耗してしまうので、ほどほどに。

 

半身浴や長湯が好きな方は、お肌の状態をよく観察してください。かかとがかさかさしていたり、肌のきめが荒れていたら、陰陽バランスが崩れているかもしれません。人それぞれにふさわしい養生があります。早めに専門家のアドバイスを受けると安心です。