大寒の養生 1月20日

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暦の上で一番寒い日、大寒。中国では「大寒は、風を防いで寒さを防ぎ、朝は高麗人参、黄耆を浸した酒を飲み、夜は杞菊地黄丸を飲む」と伝えられています。

それらの漢方薬の主な効能は、生命エネルギー補給、免疫アップ、潤い補給です。

これらはいずれも冬の養生の根幹で、理にかなっています。大寒の養生は、

  1. 暖かいものを食べ(冷たいものは食べない)
  2. 寒さから身を護り、(冷えとり)
  3. 保湿(保湿機、マスク)
  4. 感染防止。(うがい手洗い)

です。

特に、飽食気味の時期なので、消化機能に負担がかかっています。おなかを休めるために、食べ物には気を付けましょう。味の濃いもの、脂っぽいものは避けて、おかゆや汁物など温かく消化に良いものを、少しずつ食べるようにしてください。「おなかがすいた!」と感じる様な生活が良いのです。