暦の上で一番寒い日、大寒。中国では「大寒は、風を防いで寒さを防ぎ、朝は高麗人参、黄耆を浸した酒を飲み、夜は杞菊地黄丸を飲む」と伝えられています。
それらの漢方薬の主な効能は、生命エネルギー補給、免疫アップ、潤い補給です。
これらはいずれも冬の養生の根幹で、理にかなっています。大寒の養生は、
- 暖かいものを食べ(冷たいものは食べない)
- 寒さから身を護り、(冷えとり)
- 保湿(保湿機、マスク)
- 感染防止。(うがい手洗い)
です。
特に、飽食気味の時期なので、消化機能に負担がかかっています。おなかを休めるために、食べ物には気を付けましょう。味の濃いもの、脂っぽいものは避けて、おかゆや汁物など温かく消化に良いものを、少しずつ食べるようにしてください。「おなかがすいた!」と感じる様な生活が良いのです。