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大寒の養生

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暦の上で一番寒い日、大寒。中国では「大寒は、風を防いで寒さを防ぎ、朝は高麗人参、黄耆を浸した酒を飲み、夜は杞菊地黄丸を飲む」と伝えられています。

それらの漢方薬の主な効能は、生命エネルギー補給、免疫アップ、潤い補給です。いずれも冬の養生の根幹で、理にかなっています。

大寒の養生は、

  1. 暖かいものを食べ(冷たいものは食べない)
  2. 寒さから身を護り、(冷えとり)
  3. 保湿(保湿機、マスク)
  4. 感染防止。(うがい手洗い)

です。

年末年始のイベントで飽食しがちな時期のあと、全般消化機能に負担がかかっています。

おなかを休めるために、食べ物には気を付けましょう。味の濃いもの、脂っぽいものは避けて、おかゆや汁物など温かく消化に良いものを、少しずつ食べるようにしてください。朝目覚めた時やご飯を食べる前に、「あーおなかがすいた!」と感じる様なサイクルが良いのです。

 

できることをすこしずつ。養生は、「やしないながらいきる」こと。ご自身の命をいつくしみ、そだてながら、何歳からでも、はじめると、未来が変わります

おひとりおひとりの「やしないいきる」を丁寧にお手伝いしています。

白露になりました。夏の疲れが出やすいころ。

images (1)白露(はくろ)になりました。大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」とあります。

残暑がのこってはいても、朝晩は 草木に冷気が。

夏の疲れが涼しさと共に出やすい時期で、例えば関節痛 何かの拍子のぎっくり腰・寝違えなどが起こりやすいころ。

覚えのある方は、体が冷えないように。冷えたところをみつけたらこまめこまめに、温めましょう。

★今おススメの薬膳・・・

あまり甘すぎない梨は 今の時期とても良いものです。あまり冷たくしすぎず、少量をこまめに食べると、潤いを補えて、呼吸器粘膜、免疫を強化してくれます

そのほか、白きくらげ、山芋、はと麦、れんこん、秋なすも普段の食卓にふんだんにどうぞ。

呼吸器系のアレルギーを持つ人はこの時期にお腹を壊しやすいです。

逆に、食べ物アレルギーのある人は今の時期は肌荒れの兆候に注意してお手入れを。

☆彡これらのどれも、体からの 大切なサイン。

すかさずきちんとバランス調整をすることで、これから先の半年1年が しのぎやすくなります。

症状が現れたらすぐ手を打つのが養生のコツ。
早ければ早いほど楽にプロセスが進みます。

自分に優しく自分と仲良く、を、東洋医学と植物療法でていねいにお手伝いしています。