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寒露になりました。秋の養生ポイント「うるるん」

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寒露になりました。『暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」とある寒露は、露が冷気によって凍りそうになるころ。

乾燥しないよう、うるうる補充を。

 

東洋医学では、秋といえば、乾燥注意!

湿度の高い日本でも、肌のカサカサやトラブルが増えてくるのはこの時期からです。粘膜も弱くなるので、口や咽喉が渇いて空咳が出る、目が渇くなど。さらには、腸まで乾燥していき、便秘しやすいなどの症状が出易くなります。

 

呼吸器は、湿度が60%以下になると 感染しやすくなります。

 

お年寄りや子供、お仕事柄いろんな方に接触するかたは、うがい手洗いを毎日の習慣にしてください。

 

常在菌もバリアになるので、消毒剤系のソープはお勧めしていません。肌に合う石鹸を使うので十分。何度も何度も洗うのであれば、水でもよいのです。

 

また、夜寝るときにも、乾燥しないように。お部屋に洗濯物を干すなどでもかなり湿度キープができます。加湿器があればなおよし。

白露になりました。夏の疲れが出やすいころ。

images (1)白露(はくろ)になりました。大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」とあります。

残暑がのこってはいても、朝晩は 草木に冷気が。

夏の疲れが涼しさと共に出やすい時期で、例えば関節痛 何かの拍子のぎっくり腰・寝違えなどが起こりやすいころ。

覚えのある方は、体が冷えないように。冷えたところをみつけたらこまめこまめに、温めましょう。

★今おススメの薬膳・・・

あまり甘すぎない梨は 今の時期とても良いものです。あまり冷たくしすぎず、少量をこまめに食べると、潤いを補えて、呼吸器粘膜、免疫を強化してくれます

そのほか、白きくらげ、山芋、はと麦、れんこん、秋なすも普段の食卓にふんだんにどうぞ。

呼吸器系のアレルギーを持つ人はこの時期にお腹を壊しやすいです。

逆に、食べ物アレルギーのある人は今の時期は肌荒れの兆候に注意してお手入れを。

☆彡これらのどれも、体からの 大切なサイン。

すかさずきちんとバランス調整をすることで、これから先の半年1年が しのぎやすくなります。

症状が現れたらすぐ手を打つのが養生のコツ。
早ければ早いほど楽にプロセスが進みます。

自分に優しく自分と仲良く、を、東洋医学と植物療法でていねいにお手伝いしています。

 

 

処暑の養生。うるおいバランスで免疫アップ。

CKY1gZdUMAENQnI処暑(しょしょ)になりました。

昼間は蒸し暑さが残りつつも、ときおり ふっと 吹く風に、空に 感じる秋。

『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあります。

 

秋は、東洋医学的に、うるおいバランス対策と免疫アップ が、キモ。
今 整えておくことでこれからの未来が変わります。
たとえば。

乾燥VSうるおいバランス。

ちなみに、うるおいとは。
ただ水を足せばいいわけではなく、自分にちょうどいい水の足し方がありますし、
「ねばねばどろどろ」の排除も、同時に必要。
下半身がむくんだり重かったりや、原因不明でやっかいで長引く●●の症状、・・・は、後者が絡んでいることも。
さて、潤いバランスがくるうと、粘膜や皮膚が、外邪にやられやすくなります。
外邪…とは、ウイルスとか感染源と置き換えると 現代人には分かりやすいかも。
ざっくりいって、
兆候は、腸、呼吸器、肌の不調。対策は、腸活、適切な保湿、循環アップなど。

咳が出る、便秘しやすい、便がコロコロと固い。など症状が出たら、しっかり体をなかから潤さないと、風邪をひいたり、腸の具合がさらに悪くなったりします。

さらには酷いときは咳込んで血が混ざったり、肺炎、腸も痔になったり炎症が起きたりにもつながります。

まずは、外出したら手や顔を洗って保湿。 お風呂から上がったら全身保湿。 朝起きたら乾布摩擦で肌を鍛える。うがい励行。

秋は、免疫能力を上げる大事な時期。 呼吸器系が弱い患者さん、皮膚トラブルのある患者さんも、体質改善することで日常生活が楽になります。

とも治療室では、直接、「免疫系統」のパワーアップのお手伝いをしています。

養生はお一人お一人違って当たり前、養生法は人生そのもの。
お一人お一人に寄り添って、「自分で自分を癒す」をお手伝いしています。

頭で考えない、「感じる」 心も体も しんから 喜ぶ 楽で楽しい養生法を、ともに見つけていきましょう