立冬。冬の養生は…

立冬になりました。ここを境に、からだは静かに“冬支度”を始めます。汗ばむ日も、朝晩の空気はキリリ。
無理を重ねず、内側をあたためていきましょう。

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冬の始まり

冬のバランス|“外”より“内”が主役に

冬は「陽」が内に潜み、「陰」が満ちる季節。自然も人も、活動を外に見せるより、静かに内側へエネルギーをしまう時期です。あわてず、ためて、整える——これが冬のリズムです。

冬の養生|古典の知恵を、今日の暮らしに

2000年前の古典『黄帝内経・四季調神大論』には、冬のすごし方の基本が記されています。今の生活に合わせて、まずはここから。

  • 夜は早めに休み、朝は日光を待って起きる。
  • 意欲は内に温め、行動は控えめに。
  • 寒さを避け、首・お腹・足元をしっかり保温。
  • 体力の浪費や汗のかきすぎを避ける。
まずはここだけ
・夕方以降は「冷やさない・がんばりすぎない」。
・お風呂上がりに、足首→ふくらはぎ→お腹の順で保温。
・寝る前5分の深呼吸で、眠りのスイッチを入れる。

現代のケア三本柱|ストレス・睡眠・冷え

1)ストレス:心は“静けさ”を味方に

外で戦うより、内を整える季節。気持ちが波立つ日は、「今日は静かに温める日」と決めるだけで十分です。やらない勇気も“養生”の一つ。

2)睡眠:量より“質”を上げる

就寝1時間前はスマホを遠ざけ、灯りはやわらかく。足元とお腹を温め、呼吸をゆっくりに。眠りが浅いときは、からだのバランスが季節とずれているサインかもしれません。

3)冷え:首・お腹・足首の“3点守備”

マフラー/腹巻き/レッグウォーマーの3点で要を温めます。むくみや足の冷えが強い方は、夕方以降に冷たい飲食を避け、湯気の立つ温かいものを。

ミニTIPS
・乾燥対策は“内外セット”で。こまめな水分+お風呂上がりの保湿。
・夕方以降のカフェインは控えめに。代わりに生姜湯や白湯。
・「今日は少しがんばりすぎたな」と思ったら、日中 1分だけ目を閉じて深呼吸。


とも治療室のサポート

眠りの浅さ、足先の冷え、気持ちの波——冬のサインは、早めに整えるほど すっと楽によい状態へ戻れます。
東洋医学(はり灸・経絡)と植物療法(精油・花のエッセンス)で、やさしく中庸へ。心を込めてお手伝いしています。

「いちばん気になる症状」をひとつだけ教えてください。どのメニューにするか、最善の組み立てをご提案します。

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「自分を大事にしよう」——そう、ふと思うだけで、内側からの、回復がはじまっていきます。どうぞ、ご自分にやさしく…よき冬をお過ごしください。

国民病!?「ロコモ」とは。

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国民病かも!?「ロコモ」って知っていますか?

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を
「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。
進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。

ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。

2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会・日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。

いつまでも自分の足で歩き続けていくために、運動器を長持ちさせ、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが今、必要です。

ロコモについて、何回かに分けて解説します。(ロコモ1)

情報提供:ロコモ チャレンジ!推進協議会

 

オンライン花療法(バッチフラワーレメディ)

オンライン花療法(バッチフラワーレメディ)

花療法「バッチフラワーレメディ」は、1930年代の英国で医師バッチ博士によって生まれた自然療法です。
心や感情のバランスを整え、内側から穏やかに回復するプロセスを支えます。
(詳しくは こちら

オンライン花療法コンサルテーションでは、対話で今の心の状態を整理し、
あなたに合う花を選びます。終了後、約1か月分のレメディを郵送いたします。

内容・料金(税込)

  • 初診(約90分)… 7,700円(ガラスボトル・レメディ・郵送込)
  • 再診(約60分)… 5,000円
    (レメディ・郵送込)

進め方

  1. 申し込み(メール または 予約フォーム
    送り先をご記載ください。
  2. 前払いご送金
  3. 日程確定(Zoomまたは電話)
  4. セッション後、レメディを郵送

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Q&A → よくある質問

※花療法は医療行為ではありません。内容・料金は予告なく変更になる場合があります。

ひざが痛む…。

images気候変動が大きいの時期。ひざの痛みに悩むかたが、ふえています。

さわってみると体に、根強い冷えが見つかることがほとんど。

ひざは、毎日使う関節だけに、痛いとつらいもの。痛いから動かない、動かないから筋肉が衰える、さらに痛くなるというバッドスパイラルに入ることも多いのです。

とも治療室では、正座がしにくい、階段が歩きにくい、立っているのがつらい、患者さんの 日常の辛さを和らげ、悪化させない治療を行っています。

また、患者さんに合った養生法を丁寧に指導して、効果を長引かせています。

治癒をはやめつつ、痛みをおさえ、筋肉を強くする日々の養生を併用することで、暮らしの中で楽にひざが使えるように導いています。

ひざの痛みは、女性ホルモンとの関係もあるといわれており、更年期障害の時期に出やすいものでもあります。

東洋医学的にはむくみなど、水分代謝、だるさなど元気のなさともつながりがあります。

ひざの痛みだけに注目するのではなくて、身体全体のバランスを取り、身体の声をよく聴いて、ご自身の持っている自己治癒力をパワーアップしていくことが、この後の人生をはつらつと自分らしく、すごしていくために、とてもとても大切です。

あきらめず、頑張りすぎず、楽しみながら、一緒にとりくんでいきましょう。

 

セルフ灸 妊活大事な時に。生殖機能をアップする「中極」

中極
中極

「中極」は、元気のもとを作るツボ。タイミング前に…

「中極」は、身体の中心にあって、「元気」のもとになるという意味の名前です。

腰の「命門」や、おなかの「関元」と共に、生殖機能を上げる重要ポイント。

 

ちょっと 下のほうなのでやりにくいかもしれませんが、タイミング前にお灸するととてもよいです。(実は 男性にも よいのです。)

 

小豆灸でもよいので、ぜひためしてみてください。

 

場所は・・・。image-15

おへそから、下に、手のひらの幅程度下がったところで、つめたかったりへこんでいたり固かったり 押していたい場所を探してみてください。

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ご自身にとって、今・最適な、ツボを探すには

 

現代人は、空調や運動不足などが原因で、冷えている人が増えています。

 

さわってみて、あったかいですか? 冷たいですか?

 

あったかい手(手が冷たかったらお湯などで温めること)をおいて、しばらくなじませ、感覚をとぎすませてください。

手の温かさが本人にとって心地よければ、スタート、

 

気持ちよさが続く限り、続行⇒小豆灸は特にそのまま寝てしまっても、低温やけどの心配はありません。

 

もういいかも、とかんじたら、やめること。

 

 

逆に、

手を置いても気持ちよくない場合は、今日は、そこは、やらなくてよいのです。気持ちよいところを探してみてください。