「ホリスティック養生」カテゴリーアーカイブ

 ふと、呼吸を深くしたくなるとき。
 季節のうつろいが、こころにも届いてくるとき。

 この「ホリスティック養生」は、
 自然や月のめぐりとつながるように、
 からだとこころの調和を そっと取り戻すための
 静かな小さなお便りのように作りました。

 治療に通っていなくても、
 ふだん忙しくしていても、
 ただ読んでいただくだけで、
 少しやさしくなれる時間となりますように。

 夜、ふと見上げた月。
 朝、芽吹いたハーブ。
 季節とともにある からだの感覚──
 その気づきが、あなたの内なる力となりますように。

 どの文章からでも、お好きなときに、
 そっと、お読みくださいね。

白か黒かじゃなくて、グレーでもいいこともある

第1話|白か黒かじゃなくて、グレーでもいい日もある


はじめに:白黒つけたくなるこころ

こんにちは。
とも治療室の河合リコです。

今日の養生のテーマは、
「グレーでも大丈夫」ということ。

私たちはつい、
「治った」「治ってない」
「できた」「できなかった」
そんなふうに、はっきり白黒つけたくなります。

でも、からだの営みはグラデーションです。


日々のゆらぎを、こたえあわせにしない

よくなっているようでまた少し戻ったり、
前より楽になったのに今日は重だるかったり。

それは「悪くなった」わけではなく、
からだが今日の調子を教えてくれているだけなんです。

とくに、困った症状があって、それにとりくんで、
からだを整えてゆくプロセスでは、
様々な色合いのグレーゾーンが続いていくのが自然です。


グレーのなかに、希望の粒

でもね、
グレーのなかにこそ、きらりと光る、希望の粒がこっそり混ざっているんです。

たとえば、
・昨日より朝の目覚めが軽かった
・今日は湯船でふう~っと深いため息が出た
・背中の張りが、なんとなくやわらいでる気がした

それだけでも、じゅうぶん。
それは確かに、からだが変わりはじめているサインです。


ほめてあげる、気づけた自分を

そして何より大切なのは、
そんな小さなサインを見つけたとき、
ちゃんとこう言ってあげてください。

「わたし、よく気づけたね」
「わたし、ちゃんと整おうとしてるね」

その言葉が、
こころをほぐし、からだの奥にまで届いていきます。


ぜんぶ白くならなくても、いい

だから今日は、
「白黒つかなくても自然…今、ありのままの私でいいんだよ」
って、そっと自分に言ってみてくださいね。

真っ白じゃなくても大丈夫。
まだら模様でも、
まいにち自分をととのえるあなたは、とても美しいのです。


 どんな模様の日も、あなたはよくやっています。
 気づいてあげる、それだけで、充分。

 今日もあなたを、心から応援しています。

 河合リコ

台所のこんにゃくで、ほっとひと息〜こんにゃく灸

今日は、一般家庭でも手に入りやすい「こんにゃく」を使って、
体をじんわりあたためる
やさしいお手当てをご紹介します。

特別な道具は、いりません。
けれど、ふしぎとからだがゆるむ、そんな方法です。


 こんにゃく灸って、なに?

「こんにゃく灸(こんにゃく湿布)」とは、
ゆでたこんにゃくをタオルに包んで、
お腹や腰などにあてる温熱療法です。

もともとは、
東洋医学や自然療法の知恵として伝わってきたもの。

体の中にこもった冷えや滞りを、
じんわりと「ぬくもり」でゆるめていきます。


台所でつくれる、やさしい灸

用意するのは、スーパーで売っている板こんにゃくだけ。

お鍋で10〜15分ほどゆでて、
ふんわりタオルに包めば、もう完成です。

肌に直接あてず、
タオルごしに、じんわりと。

お腹・腰・背中など、
「さわって冷たいな」と感じるところに、そっと置いてみてください。


 どんなときに?

  • お腹が冷えているとき

  • 生理痛・更年期の不調がつらいとき

  • なんだか疲れが取れない日

  • 夜、ぐっすり眠りたいとき

  • 内臓特に胃腸の調子がいまひとつなとき

「こころまで、ほぐれてくる」
そんな実感が得られる方も、少なくありません。


◆ やさしく使うためのコツ

熱すぎないように、タオルでしっかり包む
20〜30分が目安(途中で温度をチェック)
お子さんや高齢の方には、必ず大人が確認を
・使用後のこんにゃくは、食べずに処分を

そして何より、
「きもちいいな」と思える自分の感覚を、大切にしてあげてください。


◆ さいごに

手間もお金も、ほとんどかからない。
それでも、とても豊かなお手当てです。

からだに手をあてて、
じんわりとした温もりを感じる時間は、
いつしか「こころ」にも、やさしくしみわたっていきます。

もしご自宅で試されたら、
感想などぜひお聞かせくださいね

みずみずしい茅の香り…夏越の大祓(なごしのおおはらえ)と、古歌

夏は食中毒や感染、「ストレスがたまってイライラ」など、危険がいっぱい。そんな季節だからこそ、日本にはこんな風習が残っています。

6月末日に夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が 各地で そっと催されます。名越、六月祓(みなづきのはらえ)とも。ご近所や旅行先で探してみてください。

できたての茅(かや)の輪は、みずみずしくとても良い香り。茅の輪くぐりしながら、ことばをとなえる 風習があります。それぞれの神社ごとに唱え言葉があるようです。くぐるときには、ぜひ。

以下は神社本庁しょうかいのことば。

★半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅の輪ちのわを三回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱える(神社本庁より

 

梅雨の養生「芒種(ぼうしゅ)」

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夏の二十四節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」になりました。暦便覧には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記されています。 「芒種」はイネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種を播(ま)く時節。

日本では梅雨入りのころになり、種まきはもう少し早めに行われる地域が多いです。

忙しく、’適当に’、体を動かそう。

種まきの季節とは、忙しく作業する時期というようなイメージです。実際このころ、晴れ渡る日と、雨の日とが 続きます。昔は、晴れた日は、作業で忙しくなったことでしょう。

この時期、湿気(東洋医学では湿邪という)で 身体が重く、関節の節々が痛くなりがち。そんなときは、ある程度(疲れすぎない程度に)積極的に体を動かし、循環を良くしましょう。

梅雨の過ごし方のコツ

★汗で濡れたままにせず、そっとふき取りましょう。汗をかきやすい部分にハンカチや手ぬぐいを忍ばせて抜き取るのも◎
★食事は腹八分以下を心がけましょう。空腹の時間も大事。
★飲食物は、「体温より温かい薄味のもの」が体に優しい。
★生もの・がぶがぶ水分を取る・甘いもの・味の濃いもの・脂っこいもの、べたつくものは食べないようにします。
★適宜運動します。
★面倒がらず、湯船に浸かりましょう。
★冷えすぎない程度に、上手に空調を使いましょう。

季節にそって、身体は変化しています。うまく波に乗り、快適な毎日を過ごしましょう。ホリスティック鍼灸でお手伝いしています。

【佐藤初女さん直伝おむすび講習会】最新情報

2025、いよいよ公開開催の運びとなりました。
日本のマザーテレサと呼ばれた佐藤初女さん直伝
山崎直さんのおむすび講習会
申込は、イベント事務局 tomoevent2023@gmail.com まで。
 2026開催予定は2月下旬の土日(決定次第ここで告知します)

佐藤初女さん直伝山﨑直さんのおむすび講習会 2025

「美味しいおむすびを作れたら、それは一つの財産」
そう初女さんはおっしゃっていたそうです。

初女さんのそば近くで
長くお手伝いされていた山﨑直(やまざきすなお)さんから
お米の扱い、ご飯の炊き方、おむすびを教わります。

初女さんとの出会いや思い出など
直さんのお話もうかがいます。

一粒の米にも一滴の水にもこころを注いでいく
いのりのようなひとときを、ぜひご一緒しましょう。
心よりお待ちしています。

ホリスティック鍼灸【とも治療室】河合リコ

4月日程:4月20日 (日曜日)開催決定

(以前お知らせしていた4/19から)上記へ変更となりました)

時間:11:00~14:00

約3時間。早退可能です。終了時間は人数により前後します。

開場(受付開始):30分前

参加費:5,000円

おむすび2個・みそ汁・ドリンク付

場所:JR中央線「武蔵小金井駅」近隣

駅から約10分、予約確定後詳細ご案内

内容:一人一人おむすびを結びます。

試食タイムあり

持ち物:エプロン等。

予約確定後ご案内します

問合せ・申込:とも治療室イベント事務局 tomoevent2023@gmail.com

講師:山崎直(やまざきすなお)さん

【講師プロフィール】https://sunaomusubi.com/

中学2年の息子が、最期に食べたものが おむすびだったことから佐藤初女さんに出会う。「あなたとは普通のご縁じゃないわね」という初女さんの言葉から始まった交流は13年に及び、「直さんとは深いところで繫がっているから」という言葉が初女さんから頂いた最期の言葉となった。初女さんのおむすびを初女さんのおむすびの祈りを伝えたく、全国でおむすび講習会を行っている。森のこもれびサイトより


【佐藤初女さんについて】

1921年青森市生まれ。小学校教員、弘前染色工房主宰を経て83年、自宅を改装し「弘前イスキア」を、92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開設。迷い、疲れ、救いを求めて訪れる人に食事を供し、寄り添うことで、多くの人々の再生のきっかけとなってきた。その活動は、『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』で広く知られるようになる。『おむすびの祈り』『初女さんのお料理』『いのちの森の台所』等著書多数。2016年2月1日逝去。


画像は「いのちをむすぶ」佐藤初女(著)集英社


***関連リンク****

主催の思い https://tomohari.com/musubi/

佐藤初女さん「いのちのおむすび」動画
https://www.youtube.com/watch?v=zyK8L-z70Hk

 

明日は夏至です。この日の朝露は特別…

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1年で最も昼の時間が長くなる日。梅雨だと実感しにくいですが、朝日が昇るのが確かに早いです。

ヨーロッパでは、夏至を特別なお祭りにしている国が多いですね。花かんむりをあんでかぶり、健康を祈ったり。日が短い地域では、「一番 昼間が長い日」は、格別嬉しかったのでしょう。歌って踊って美味しいものを食べてみんなでお祝いする日になりました。

夏至の時期のフレッシュハーブは特別な薬効があると珍重されます。摘む機会があれば、ぜひこの日、特に早朝、夜明け頃、朝露が下りた状態で摘んだハーブをお試しください。簡単にはハーブティを。

日本の梅雨だと朝露って感じではないですが、朝、濡れてキラキラしている植物を愛で、雰囲気を味わってもらえるとよいなあと思います。

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夏至に生ハーブをつんでセントジョーンズワート油を作ってみませんか? 夏至の花の特別な薬効…

Hypericum

夏至に摘むと特別な薬効を持つ、といわれているハーブがあります。セントジョーンズワート、聖ヨハネの草と言われる、西洋オトギリソウです。(St. John’s wort、セイヨウオトギリソウ)

これで作ったハーブオイル、セントジョーンズワート油(ハイペリカム油 Hypericum)は、切り傷、打ち身、筋肉痛などの症状に良いとされています。

どのオイルもそうですが、肌の弱い人は少量をぬって何もないことを確認する、足など丈夫なところから使う、日光に当たらない部分に塗る、など 自分のペースで、様子を見ながら 使っていきましょう。

通販で苗も手に入ります。今年無理でもぜひ来年…。

作り方は簡単。花をつんで、すりばちなどでつぶします。赤い色素が出たらOK、好みのキャリアオイルにつけこんで、瓶詰め。

花だけだときれいな赤い色にしあがります。

毎日振り混ぜ 、できれば日光に当てます。1か月程度で濾しましょう。

パッチテスト(少量を塗って様子を見る)等をして、安全に自分のペースで楽しみながら使ってください。

 

 

 

 

紫陽花の花まもり。婦人科系の願いも。

紫陽花の花で作るお守りの習わしがあります。6のつく日、6/6や6/16などの日を選んで作るのも良いでしょう。

ドライになっても色がきれいなアジサイならば梅雨の晴れ間の日を選んで作り 乾燥したところにつるしておけば長く楽しめます。

用意するもの
紫陽花の花(葉っぱはとる)

和紙、半紙、障子紙など。

筆、筆ペン、万年筆マジックなど好きなペン

水引 麻ひも、本麻など 自分が良いと思うひも

<作りかた>

紙に、願い事、生年月日、名前を書きます。願い事は何でもOKです。思うだけで 自分のなかから わくっとうれしさがわいてくるような、願いを、ぜひ、みつけてみてください。

花をくるんと紙でつつんで、ひも類で結びます。おうちにつるします。場所は 家の門や玄関などの出入り口、台所などの水場、そして婦人科系願いは、トイレに。