「三日とろろ」は、お正月の3日目に、長寿や健康を祈願してとろろ汁を食べる習わし。
山芋は、東洋医学的に、アンチエイジングにも、疲れを取るのにも、とてもよい素晴らしい食材です
つるつるっと噛まないで食べてしまいがちなので、ごはんはやわらかめ、量は少なめで。腹八分目が、素敵。
薬膳的なお話
山薬(長いも) :
性味 : 甘平
帰経 :肺脾腎
効能 :気をます 陰をやしなう 脾肺腎をおぎなう
養生とは、養いながら生きていく方法。
幸せに、気持ちよく、楽に、安らかに。太古の昔から、より健やかに、より安らかに、より幸せに、よりよく、生きていく方法、智恵が伝わっています。
一般にいう、「病気を治す」「病気にならない」意味だけではありません。
本来の「養生」は、養いながら生きていくこと。かけがえのない、今このとき、生きている命を、大切にすること。
そんな叡智を 紹介していきます。
四時(しいじ 今の季節)にかなった暮らし方や、自分の命を大切にする、セルフケアのやり方など。
無理が効かなくなったら、養いながら生きていくべきです。
ということは、ほぼ、大人の全員。
それが、いのち、を大切にするということ。
東洋医学はそれが得意です。
とも治療室では、患者さん一人一人の身体とこころに合わせて今このとき必要な養生法をお伝えしています。
山芋は、東洋医学的に、アンチエイジングにも、疲れを取るのにも、とてもよい素晴らしい食材です
つるつるっと噛まないで食べてしまいがちなので、ごはんはやわらかめ、量は少なめで。腹八分目が、素敵。
山薬(長いも) :
性味 : 甘平
帰経 :肺脾腎
効能 :気をます 陰をやしなう 脾肺腎をおぎなう
現代人は目を酷使している
これは、誰もが感じていることでしょう。そしてものが見えにくくなると、コンタクトや眼鏡をつかう。
それなのに、実は、先進諸国の中で、眼鏡医療は、日本はとびぬけて遅れています。
だって、見えない目を見えるようにする、れっきとした医療器具なのに、国家資格がないのですから。
欧米では、目の病気を治療するお医者さんと別に、目の検査をし、メガネの処方をする特別なお医者さんがいます。眼の病気を診るのが眼科医、快適に「見る」ことができるように、病気ではない部分を支援するのが検眼医=オプトメトリストです。アメリカ、ヨーロッパなど数十か国では国家資格があります。
できれば、海外の検眼医資格を持っている人と出会えたら最高ですが まだまだ日本では数が少ないです。日本でも検眼技術を研鑽している人たちで、民間資格が作られたようです。
メガネを入手するときには、その眼鏡店でどれくらい、技術向上の試みをしているか調べる一つの目安にはなります。
いつも目が疲れて辛い時は…お使いの、メガネやコンタクトがあっているか、検眼方法など再チェックするのも、1つの手立てです。
台風が近づくにつれ、気圧や気温湿度の変動による、体調変化を感じた方も多いのでは。
気圧と湿度の激変は身体にとってなかなか大きなことで、頭痛や膝痛や首肩コリが悪化したり、おなかの調子がわるくなったり、さまざまに、各人の弱いところに出ます。
また、こうした気候変化で…気持ちが沈んだり鬱々することもあります。
普段は気づかない程度だけれど、あまり調子がよくないときには感じやすいです。これは、無理をするなという身体のサイン、どうぞ受け取って、ご自分をおたいせつに。
何かおかしいなあと感じたら、とりあえず 日々の養生でこまめに対応しましょう。とも治療室では お一人お一人に合わせて、そのとき役立つ ご本人ごとのセルフケアをお伝えしています
なお、「気候変化の影響を受けやすい」は、東洋医学的に、「適応」です。より積極的な「いのちのちから」を増す作戦をとり、& 体質改善することで、だんだん楽に。さらに、植物療法でも、様々な方策があります。
ふだん、天候で揺らぎやすい方、きになっているかたには、そんなもんだとあきらめず、自分の中に広い可能性があることを、知っていただけたらと思います。臨床の中で、お一人お一人に合わせて、丁寧にお伝えしています。
眼精疲労快復は東洋医学が有効。
合わない眼鏡を使っていると、アレルギーがひどくなったり不眠になったり、手足が冷えたりといった、「原因不明の自律神経失調」が起きることが ままあります。
東洋医学的には論理的な機序ですが、西洋医学ではあまり研究されてるとは言えません。というより、日本では、そんな研究をしている人はごく数人という状況ではないでしょうか?
鍼灸師サイドからいうと、鍼灸治療により、自律神経のバランスが取れることにより、手足が温まり、気持ちよく眠れるようになるなどはよくあること。
だから、合う眼鏡をかけると、同じことが起こるのは道理です。
一般には、合わない眼鏡を外すと楽になったり、のほうが、体験する率は高いかも。ただ、裸眼のままで疲れやすい目もありますから、一概には言えません。
今の日本で、「楽になる眼鏡」を作れる方は非常に少ないのが現状。今後の発展を願っています。
7月23日 二十四節気『大暑』になりました。---快晴が続き、気温が上がり続けるころ。『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」とあります。1年で一番暑い時。
自律神経を整えるには、お日様のリズムに沿って、体をリフレッシュし、しっかり鎮静させること。
たとえば、 午前中にしっかり体と頭をフルに活用し、午後からは徐々におやすみモードへ・・・の、めりはりが、だいじです。
夏の体は、早めに目覚めるのが自然のリズム。朝方 目が覚める方も多いでしょう。自然のリズムに逆らわず、早起きするほうが、体が楽です。
暑いだけでも体は疲れます。30分以内の短時間の昼間で、一日の途中、休息するのもよいでしょう。ただ、夜眠れないほど昼寝しないのがコツ。数分目を閉じるだけでも 目と脳が休まります。
水分補給をこまめに。ごくごく、ではなく 一口ずつとるのが、身体にじわーと浸透させるコツです。
合わない眼鏡、もしくは「裸眼で症状が出る矯正が必要な目のまま」で、
目を酷使していると、さまざまな症状が出ます。
とも治療室では目の症状緩和、目の病の進行抑制・視力回復の特別なコースを設けています。
頭痛・頭重
アレルギー症状
肩こり・首筋こり
いらいらする・カーッとなる
目の疲れ
まぶしさ
心臓への負担、循環器への負担。
体の疲れやすい だるさが取れない。ずーっとしんどい。
高血圧
腰痛
低血圧
身体の歪みにもつながるために、さまざまな筋骨系の症状へと発展して気います。各関節の痛みや歪みなど。
思い当ることはありますか?
身体は全身がつながっています。思わぬ症状が思わぬ原因だったりします。丁寧に全身を見るプロの手を借りて一度東洋医学的にチェックしてみると、面白い発見がたくさんあることでしょう。
少し動くと汗をかいて、じとじと、湿気が体にたまる… だるい、重い、しんどい。
直接関係なさそうな、のどが痛かったり、口内炎ができたり、痰が絡んだり、なども、東洋医学的に ていねいにたどれば、湿気と暑さの影響が根底にあるケースが いまの時期、ふえています。
で、なぜか? というと・・・
蒸し暑さから、消化機能がダウン。
ダウンすると、エネルギーが作れなくなる。
エネルギーが枯渇すると、だるさ、しんどさ 疲れが取れない。そのうえ、やる気が出なかったり うつうつしたり、と、メンタル面にまでも さまざまに発展してきます。
で、どうすればいいか?
思い当たることがあったら、「おなかをだいじに」。ブログでも紹介しています。一番できていないことから、 ぜひ実行してみてください。
たとえば、
冷たいものを食べない
暴飲暴食しない
夜遅くは食べない
小食にして いったん おなかをやすませる、など。
気候も体調も、激変しやすい時期、くれぐれも おなかを おだいじに。
《前後のスワイショウ》
【準備姿勢】
立った姿勢、足は肩幅ぐらいに広げて立つ。
つま先は正面を向ける。
【基本動作】