「三日とろろ」は、お正月の3日目に、長寿や健康を祈願してとろろ汁を食べる習わし。
山芋は、東洋医学的に、アンチエイジングにも、疲れを取るのにも、とてもよい素晴らしい食材です
つるつるっと噛まないで食べてしまいがちなので、ごはんはやわらかめ、量は少なめで。腹八分目が、素敵。
薬膳的なお話
山薬(長いも) :
性味 : 甘平
帰経 :肺脾腎
効能 :気をます 陰をやしなう 脾肺腎をおぎなう
山芋は、東洋医学的に、アンチエイジングにも、疲れを取るのにも、とてもよい素晴らしい食材です
つるつるっと噛まないで食べてしまいがちなので、ごはんはやわらかめ、量は少なめで。腹八分目が、素敵。
山薬(長いも) :
性味 : 甘平
帰経 :肺脾腎
効能 :気をます 陰をやしなう 脾肺腎をおぎなう
これまでは、とも治療室プライベートサロンでクローズド開催してきましたが、
河合自身が 佐藤初女さんのご活動に、長年励まされ、慰められてきましたが 御存命中に佐藤初女さんにお会いすることは、かないませんでした。
ショックでした。あまりに悲しく、
お会いできなかったことを悔やみ。
私なりに初女さんから受け取ったことを精いっぱい実践していこう、と、決意したことを覚えています。
そんななか、山崎直さんと出会い、おむすびを教えていただきました。
お米、水、火、塩、梅干し。シンプルな材料に
お米の一粒にも、
お水の一滴にも
心をかけ
そして
手のひらで、むすぶ。
直さんが語ってくれる
初女さんの、いのり、思い。
と、柔らかく微笑みながら話す直さんの
所作や佇まいから…日々日々、そうありたいと願いながらもつい忘れてしまうことを感じ、受け取り、思い出すのが、おむすび講習会。
料理教室ではない、物理的に調理を習う、ではないのです。
その奥にある大事なエッセンスを受け取る場として、
そして心も身体も楽になるような場として、とも治療室は主催しています。
これまではこじんまりクローズドでしたが、
河合の人生のタイミングでようやく今、
公開募集できることが、本当に嬉しいです。
ご参加嬉しいです。シェア嬉しいです。
「今回は日時が合わないが興味あります」の連絡も嬉しいです
なにか よきものが 皆様お一人お一人の手のひらから
ひろがっていきますように。いのりをこめて…
「美味しいおむすびを作れたら、それは一つの財産」
そう初女さんはおっしゃっていたそうです。
初女さんのそば近くで
長くお手伝いされていた山﨑直(やまざきすなお)さんから
お米の扱い、ご飯の炊き方、おむすびを教わります。
初女さんとの出会いや思い出など
直さんのお話もうかがいます。
一粒の米にも一滴の水にもこころを注いでいく
いのりのようなひとときを、ぜひご一緒しましょう。
心よりお待ちしています。
ホリスティック鍼灸【とも治療室】河合リコ
(以前お知らせしていた4/19から)上記へ変更となりました)
約3時間。早退可能です。終了時間は人数により前後します。
おむすび2個・みそ汁・ドリンク付
駅から約10分、予約確定後詳細ご案内
試食タイムあり
予約確定後ご案内します
【講師プロフィール】https://sunaomusubi.com/
中学2年の息子が、最期に食べたものが おむすびだったことから佐藤初女さんに出会う。「あなたとは普通のご縁じゃないわね」という初女さんの言葉から始まった交流は13年に及び、「直さんとは深いところで繫がっているから」という言葉が初女さんから頂いた最期の言葉となった。初女さんのおむすびを初女さんのおむすびの祈りを伝えたく、全国でおむすび講習会を行っている。森のこもれびサイトより
1921年青森市生まれ。小学校教員、弘前染色工房主宰を経て83年、自宅を改装し「弘前イスキア」を、92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開設。迷い、疲れ、救いを求めて訪れる人に食事を供し、寄り添うことで、多くの人々の再生のきっかけとなってきた。その活動は、『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』で広く知られるようになる。『おむすびの祈り』『初女さんのお料理』『いのちの森の台所』等著書多数。2016年2月1日逝去。
***関連リンク****
主催の思い https://tomohari.com/musubi/
佐藤初女さん「いのちのおむすび」動画
https://www.youtube.com/watch?v=zyK8L-z70Hk
自分の内面に合点し、気づいた!だけで一瞬にしてこころも身体も魂も、調和へむかっていく…。
気持ちにも状況にも、揺れはあります。
直線ではなく、ある程度繰り返しながらスパイラル上にだんだんと、上の次元に一段ずつ階段を上がる感じ。
いわく言い難く苦しい…そんな方は、なげださず、あきらめず、無視せずに、
一度、プロのたすけを借りて「気づき」を探してみてはどうでしょうか。
とも治療室では真心を込めてお手伝いしています。
「人間は誰しも100%を要求する。60%とれば間にあうのだが慾が深すぎる。ほどほどに生きれば この世は極楽」
橋本 敬三(はしもと けいぞう、1897年 - 1993年1月)は仙台を拠点として活躍した医師、操体法の生みの親です。
★
とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、X,旧Twitterでつぶやいています。
どんな人かといいますと…(とも治療室的解説です)
★
味わい深い東北弁、くわえ煙草をくゆらしながらの、ゆるーい治療風景が 衝撃的な なんとも豪快なイメージです。
東北帝国大学神経生理学研究室を経てのち仙台市にて外科医として開業。晩年は医院を息子にまかせ、医院の裏に治療院・温古堂(おんこどう)を開き、平成5年96歳で永眠なさるまで、自ら考案した整体法である操体法で治療、普及しました。
農文協とかかわりが深かったのか、農文協の雑誌などで息長く紹介されています。時代的に、もちろんご本人ではなく、農家の方がそれぞれ自分なりの健康法として取り入れてのことではないでしょうか。
自分でできる技もたくさん残っています。農文協の本以外に
いろんな治療家が操体法を受け継いでらして、各流派が派生しているのが現状。
システムは単純明快「気持ちよいほうに動く」です。とても安全で気持ちよい。とも治療室でも、必要な方には、筋骨系バランス調整としてお伝えしたりします。
参考書は以下からどうぞ。ご本人のものを集めてあります。
以下がいくつ当てはまりますか?
1)片脚立ちで靴下がはけない
2)家の中でつまずいたり滑ったりする
3)階段を上るのに手すりが必要である
4)横断歩道を青信号で渡りきれない
5)15分くらい続けて歩けない
6)2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
7)家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
1つでも当てはまれば、ロコモの可能性があります。
意外とどなたでも・・・・!!!!??
ロコモティブシンドロームの主な原因は、以下の3つ。
筋力低下
バランス能力低下
運動器の疾患
1つずつ説明していきます。
筋肉量、そして筋力は加齢とともに減少します。特に下半身の筋力低下の進行は速く、その速度は上半身の3倍といわれています。
元来筋肉は衰えやすい器官で、ギブス固定などで筋肉を使わないと筋力は1日に約1%低下していくといわれています。骨折後のリハビリの目的が骨自体を治すことではなく衰えた筋肉を元の状態に戻すことからも、その衰えやすさが想像できるのではないでしょうか。そしてこの筋力低下が、ロコモの症状につながる骨量低下や関節痛、またそれに由来する運動不足などを招き、メタボの併発や寝たきりなどといった「負の連鎖」を起こすことになるのです。
「筋力の衰え」の判断基準が、最初のロコモ度チェックなのです。
筋肉は、使わなければ衰えます。しかし、階段の上り降り、速足や大股で歩く、日常の動作で負荷の強度を上げる、といったことでも筋肉を鍛えることは可能です。
日頃の意識を少し変えるだけで、筋力の衰えは予防することができるのです。また、食生活も重要です。筋肉の材料として肉・魚・豆類でたんぱく質を、そしてエネルギーとしてご飯(白米)やパンなどで糖質を摂取し、丈夫な筋肉を維持しましょう。
ただし、筋肉は酷使すると壊れてしまいます。ロコモ対策には、適切かつ適度な運動が有効といえるでしょう。まずは、なにかにつかまりながら、かかとを上げ下げする程度の、ごくごく簡単でシンプルなものから取り入れていきましょう。
体のバランス(均衡・平衡)は、耳や目、筋肉などの感覚機能や運動器の動き、そして感覚器と脳からの情報伝達など、人体における様々な機能が密接に関連して維持されるものです。各々の機能は加齢によって衰えていくことから、複合形ともいえるバランス能力は40歳を過ぎると急速に低下するといわれており、たとえば片脚立ちができる時間は高齢者になるほど短くなることが確認されています。
バランス能力のしくみ
体のバランスをとるには筋肉や関節(運動器系)と脳・神経(神経系)などがスムーズに連携して働く必要があります。体のバランスが崩れた際には、体の各部からの信号を脳が受信し、またそれに対応するための判断を下した脳からの信号を受信した運動器が速やかに動くことで、バランスを保っています。
脳と体の各器官のスムーズな連携によって体のバランスは維持できるのですが、加齢によってその働きが衰え、ロコモティブシンドロームの原因となってしまうのです。
子供のころは色々な遊びや運動をして、時には転んだりすることでバランス能力が自然に養われていましたが、大人になるとそのような機会も減っていきます。
つかまりながら、片足立ちする程度の運動でも、バランス能力を鍛えることは可能です。ぜひ継続的に行ってみてください。
ロコモの原因となる3大疾患
運動器の疾患とは、つまり骨・関節・筋肉・靱帯・神経といった運動器に何らかの障害が起きることを指し、身体を動かすうえで何らかの障害(痛みや痺れ、可動域制限)が生じます。
中でも、原因となる3大疾患は
骨粗しょう症
変形性関節症
脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症
になります。
加齢や女性ホルモンの減少によって骨密度が低下し、骨がスカスカの状態になり、骨折しやすくなります。
関節の軟骨がすり減ったりすることで痛みや腫れを生じ、それが続くと関節の変形をきたす病気です。治療せずにいると、やがて関節の変形が悪化し、歩けなくなったりするなど日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
神経の通り道である脊柱管が加齢で狭くなることで神経が圧迫され、足腰のしびれや痛みといった症状が出る病気です。腰痛や歩行障害などが生じ、進行するに従って連続歩行距離や時間が短くなっていきます。
これらの症状は加齢が主な原因であり、加齢とともに運動器が衰えたり機能に障害が出ることは自然なことではありますが、何も対策をしなければロコモ~寝たきりになる危険性は高まっていきます。
そして、骨粗しょう症に女性ホルモンが影響することもありますが、そもそも女性は骨も筋肉も男性と比べて弱いため、ロコモになる危険性が高いといわれています。
40代の方であれば「骨や筋肉の衰え」といわれてもまだ実感がないかもしれませんが、初期症状が生じる人も多いので、対策を始めてみてはいかがでしょうか。
身体が楽になる運動をするためには、お灸のセルフメンテナンスが有効です。ご自身に合った、お灸の指導をしています。楽しみながら、身体を作っていきましょう。
ロコモ4 ロコモ度チェックをしてみましょう!
「薬膳」は、中国古来の知恵、食養生のことです。中国(中医学)では薬食同源(やくしょくどうげん)という考え方があり、食養生もお薬と同じくらい大切にされています。
「薬膳ってなに・・・? 高麗人参スープ、生薬で煮込んだ塊肉? 」苦くておいしくなさそうな料理が頭に浮かぶのではないでしょうか。
薬膳レストランのメニューにはずらっとそういうものが並んでいます。
でも、本来の薬膳は・・・
本来の薬膳は、日々の食事にとりいれられてしかるべきもの。
地産池消、地元の食材をできるだけ使い、シンプルで取り入れやすい食べやすいなじんだもの。極端でなく一見普通の食事が、あるべき姿です。日本人が食べる食事なのですから。(といっても、昭和な日本食)
本来、薬膳には中医学というムツカシイ理論が基礎にあります。
体質や気質をみきわめる「見立て」があって はじめて薬膳は効果があります。
患者さんに食事指導をするときには、体質や気質、今の季節、仕事の種類などに合わせて、慎重に行っています。
不老長寿の霊薬、高麗人参だって、夏に、暑がりで疲れやすい人が食べたら、逆効果になります。流行りのいろんな食事スタイル・・マクロビ、スムージー、低糖質ダイエットだって、体質気質季節に合わなければ、かえって新たな不調を作るのです。
極端な食事スタイルは、危険です。
日本の風土に合った季節の食材を使った昭和っぽい地味な食事なら、ほとんど危険がありません。
一般の方が自力で食養生をするには、食材一つだけにこだわったり、極端な食事法にかたよるよりは、ざっくりと「基本の食べ方」を身に着けるほうが、ずっとコスパがいいのです。
食事にどれだけエネルギーを注げるか、は、生き方そのもの、ひとそれぞれ。日々、なにかを食べるだけで精いっぱい、から、薬膳を勉強したり資格を目指したりまで。
どなたにも共通する、食べ方の基本は、目の前にある「しょくもつ」への心からの感謝から。そして、「今 ここにあるたべもの、が、わたし、になるんだ…」という本質的な喜びを。ひとくちずつに感じていただければなあと、ねがいます。