― とも治療室オーガニックホワイトセージやスマッジスティックを受け取ったら方へ―
ホワイトセージとは ― 伝統のなかで
ホワイトセージ(Salvia apiana)は、北米の乾いた大地に育つ香草。白銀色の葉と澄んだ香りをもち、古来「神聖なハーブ」と呼ばれてきました。
アメリカ先住民族は、祈りや儀式の前にホワイトセージを焚き、
その煙で心身や場を清めてきました。この習わしは「スマッジ」と呼ばれます。
“不安や不調和を祓い、新しい始まりを迎えるための清めのハーブ”として、
今も大切に受け継がれています。
いまでは日常でも、心を静め、空間をリセットするハーブとして親しまれています。
使い方は直観で。ポケットや胸元にしのばせたり。お部屋に置いたり。
とも治療室のオーガニックホワイトセージ
日本の気候でホワイトセージを育てるのは容易ではなく、
輸入がほとんど。
国産オーガニックのホワイトセージは希少です。
とも治療室のホワイトセージは完全無農薬。自然と対話しながら育てられたハーブは強さ力強さとやさしさ繊細さを併せもちます。
その存在自体“祈り”であり、暮らしに寄り添うお守りのよう…。
草花のちから、暮らしの中で
たとえば、疲れて片づけもままならない日にも。
ふっとハーブの香りに助けられる瞬間があったりします。
「こういう日々のなにげないこともほんとうに大事なんだな」
そう気づくだけで、暮らしは少し軽やかになります。
ひとひらの葉っぱにも、私たちは支えられる。
その体験を、どうぞ身近に味わってみてください。

スマッジの方法
-
耐熱の器を用意し、窓を少し開ける
-
火をつけ、線香のように炎を消して煙を立てる
-
煙を手で仰ぎ、部屋や身体、物にゆっくりまとわせる
-
終わったら灰皿におしつけて完全に消火する
煙をくゆらせると、空気が鎮まり静けさが生まれます。
出かける前、寝る前、何かを始める前に場を整えると、
暮らしのリズムがやさしく整っていきます。
使い方のバリエーション
-
普段は一枚の葉で十分
自分、石やジュエリーの浄化 リセットに。
-
広い空間では束で
ひろく大きく浄化ができます。火の扱いには(炭バーベキューや花火程度に)気を付けてください。
-
燃やさず置くだけでも
上質なホワイトセージは、ただ、そばにあるだけで精気が広がり、心身をやさしく支えてくれます。
保存のコツ
お渡しした葉は半生の状態です。
風通しのよい日陰に吊るすか、袋のまま冷蔵庫に入れて乾燥させてください。
束をほどいて器に入れておくのも便利です。
おわりに
節目のときに場や心身を整えるために。
日常で気持ちを切り替えたいときに。
どうぞ この香草を 「小さな喜びを見つけるお守り」として身近に置いてください。
植物は静かに、けれど確かに、あなたを守ってくれます。