「ホリスティック養生」カテゴリーアーカイブ

 ふと、呼吸を深くしたくなるとき。
 季節のうつろいが、こころにも届いてくるとき。

 この「ホリスティック養生」は、
 自然や月のめぐりとつながるように、
 からだとこころの調和を そっと取り戻すための
 静かな小さなお便りのように作りました。

 治療に通っていなくても、
 ふだん忙しくしていても、
 ただ読んでいただくだけで、
 少しやさしくなれる時間となりますように。

 夜、ふと見上げた月。
 朝、芽吹いたハーブ。
 季節とともにある からだの感覚──
 その気づきが、あなたの内なる力となりますように。

 どの文章からでも、お好きなときに、
 そっと、お読みくださいね。

気持ちいいことをすればいい、それが自然の法則なのよ。橋本 敬三【ホリスティック養生の偉人】

hero - とも治療室|はり・灸|アロマ|花療法|世田谷区豪徳寺|新宿新大久保|女性

「人間は誰しも100%を要求する。60%とれば間にあうのだが慾が深すぎる。ほどほどに生きれば この世は極楽」

橋本 敬三(はしもと けいぞう、1897年 - 1993年1月)は仙台を拠点として活躍した医師、操体法の生みの親です。

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、X,旧Twitterでつぶやいています。

どんな人かといいますと…(とも治療室的解説です)

味わい深い東北弁、くわえ煙草をくゆらしながらの、ゆるーい治療風景が 衝撃的な なんとも豪快なイメージです。

東北帝国大学神経生理学研究室を経てのち仙台市にて外科医として開業。晩年は医院を息子にまかせ、医院の裏に治療院・温古堂(おんこどう)を開き、平成5年96歳で永眠なさるまで、自ら考案した整体法である操体法で治療、普及しました。

農文協とかかわりが深かったのか、農文協の雑誌などで息長く紹介されています。時代的に、もちろんご本人ではなく、農家の方がそれぞれ自分なりの健康法として取り入れてのことではないでしょうか。

自分でできる技もたくさん残っています。農文協の本以外に

いろんな治療家が操体法を受け継いでらして、各流派が派生しているのが現状。

システムは単純明快「気持ちよいほうに動く」です。とても安全で気持ちよい。とも治療室でも、必要な方には、筋骨系バランス調整としてお伝えしたりします。

参考書は以下からどうぞ。ご本人のものを集めてあります。

痛い場所だけじゃない。動きが教える、からだ全体のバランス

検査で異常なしでもつらいとき──「つながり」で読み解く不調のヒント

つらい場所だけを追いかけない。からだを“丸ごと”みる視点。

肩こりや腰痛、首の違和感。
多くの方が「つらい場所」だけを何とかしようとします。
けれど、からだはパーツの集合体ではありません。
一つの動きは、必ず全身と連動しています。「なぜ、そこに症状が出ているのか」
その問いに、静かに答えてくれる考え方があります。

動きに、からだの本音があらわれる

痛みの前に、からだはサインを出しています。

からだは、痛みとして訴える前から、
動きの中にサインを出しています。

  • 引っかかる
  • 左右で違う
  • 伸ばしにくい
  • 力が抜けない

レントゲンで異常がなくても、
本人は確かに感じている違和感。
それは、気のせいではありません。

からだの声は、とても正直です。
ただ、忙しい毎日の中で、聞き逃してしまっているだけ。


からだを「部分」ではなく「丸ごと」でみる

症状の場所=原因、とは限りません。

この考え方では、
症状のある場所だけを見ません。

肩がつらいとき、
原因が体幹や脚の使い方にあることは珍しくありません。

一つの関節の制限は、
多関節・多方向の動きに影響し、
やがて別の場所に症状として現れます。

「そこが悪いから痛い」のではなく、
「全体のバランスの結果として、そこに出ている」
そう捉えると、からだの見え方が変わります。


経絡という、からだの“つながりの地図”

上下・左右・前後。からだはネットワークで働いています。

東洋医学では、からだを
上下・左右・前後につなぐネットワークとして捉えてきました。
それが、経絡という考え方です。

さらに、日常で感じやすいのが「経筋」。
筋肉や腱、筋膜の連なりとして体感され、
つっぱり感や動かしにくさとして現れます。

動きの制限は、
この経筋の緊張やアンバランスとして表れ、
不調の入口になります。


動いてみると、今の状態が分かる

経絡テストの紹介

経絡テストは、向野義人(2017年 福岡大学名誉教授)が、
東洋医学の経絡理論を、現代の身体感覚で使えるよう整理した方法です。
特定のシンプルな動きを通して、
自覚しにくい動きの異常や全身のバランスを浮かび上がらせます。
難しい知識がなくても、動くことで
「今の自分のからだの状態」が分かる点が、大きな特徴です。


日常動作そのものが、ヒントになる

特別な運動ではなく、ふだんの動きの中に答えがあります。

この考え方を支える動きは、とてもシンプルです。

腕を上げる
体をひねる
前に倒す
脚を伸ばす

どれも、日常生活にある動き。
だからこそ、
「特別な人のための理論」ではなく、
今を生きる私たちのからだに、そのまま当てはまります。


「これは、わたしのことだ」と感じたら

繰り返す不調には、理由があります。

  • いつも同じところがつらくなる
  • 治療を受けても、また戻る
  • 検査では異常がないのに、しんどい
  • 年齢のせいと言われて納得できない

もし、そんな思いがどこかにあるなら、
からだ全体のつながりから見直すタイミングかもしれません。

とも治療室では、
症状だけでなく、その背景にある
からだの使われ方、無意識の癖、緊張の連なりを大切に見ています。

「ここなら、ちゃんと話を聞いてもらえそう」
「自分のからだを、丸ごとみてもらえそう」

そう感じていただけたなら、
それはきっと、
ご自身の命やからだを、もう一度たいせつに扱ってみたい、
という思いが、どこかで動きはじめているサインなのだと思います。

とも治療室では、
「どうなりたいのか」「どんなふうに生きていきたいのか」
その思いを、からだの声と照らし合わせながら、
一緒に、ゆっくり探していきます。

ロコモ度チェックをしてみましょう!

無題あなたのロコモ度は?

以下がいくつ当てはまりますか?
1)片脚立ちで靴下がはけない
2)家の中でつまずいたり滑ったりする
3)階段を上るのに手すりが必要である
4)横断歩道を青信号で渡りきれない
5)15分くらい続けて歩けない
6)2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
7)家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
1つでも当てはまれば、ロコモの可能性があります。
意外とどなたでも・・・・!!!!??

 

ロコモを引き起こす3つの原因

ロコモティブシンドロームの主な原因は、以下の3つ。

筋力低下
バランス能力低下
運動器の疾患

 

1つずつ説明していきます。

原因1 加齢による筋力低下

筋肉量、そして筋力は加齢とともに減少します。特に下半身の筋力低下の進行は速く、その速度は上半身の3倍といわれています。
元来筋肉は衰えやすい器官で、ギブス固定などで筋肉を使わないと筋力は1日に約1%低下していくといわれています。骨折後のリハビリの目的が骨自体を治すことではなく衰えた筋肉を元の状態に戻すことからも、その衰えやすさが想像できるのではないでしょうか。そしてこの筋力低下が、ロコモの症状につながる骨量低下や関節痛、またそれに由来する運動不足などを招き、メタボの併発や寝たきりなどといった「負の連鎖」を起こすことになるのです。
「筋力の衰え」の判断基準が、最初のロコモ度チェックなのです。

ロコモについて、何回かに分けて解説します。

情報提供:ロコモ チャレンジ!推進協議会

ロコモ1 国民病かも!?「ロコモ」って知っていますか

ロコモ2  身体全てが連携しながら、はたらいている。

ロコモ3 今から、運動習慣をつけよう。今日が一番私は若い。

ロコモ度チェックをしてみましょう!

ロコモ予防に。筋肉の維持には、適切かつ「ほどほど」の運動を。簡単運動の紹介。

locotre_plus_01_img筋肉の維持には、適切かつ「ほどほど」の運動を

筋肉は、使わなければ衰えます。しかし、階段の上り降り、速足や大股で歩く、日常の動作で負荷の強度を上げる、といったことでも筋肉を鍛えることは可能です。

日頃の意識を少し変えるだけで、筋力の衰えは予防することができるのです。また、食生活も重要です。筋肉の材料として肉・魚・豆類でたんぱく質を、そしてエネルギーとしてご飯(白米)やパンなどで糖質を摂取し、丈夫な筋肉を維持しましょう。
ただし、筋肉は酷使すると壊れてしまいます。ロコモ対策には、適切かつ適度な運動が有効といえるでしょう。まずは、なにかにつかまりながら、かかとを上げ下げする程度の、ごくごく簡単でシンプルなものから取り入れていきましょう。

原因2 バランス能力低下

体のバランス(均衡・平衡)は、耳や目、筋肉などの感覚機能や運動器の動き、そして感覚器と脳からの情報伝達など、人体における様々な機能が密接に関連して維持されるものです。各々の機能は加齢によって衰えていくことから、複合形ともいえるバランス能力は40歳を過ぎると急速に低下するといわれており、たとえば片脚立ちができる時間は高齢者になるほど短くなることが確認されています。

バランス能力のしくみ
体のバランスをとるには筋肉や関節(運動器系)と脳・神経(神経系)などがスムーズに連携して働く必要があります。体のバランスが崩れた際には、体の各部からの信号を脳が受信し、またそれに対応するための判断を下した脳からの信号を受信した運動器が速やかに動くことで、バランスを保っています。
脳と体の各器官のスムーズな連携によって体のバランスは維持できるのですが、加齢によってその働きが衰え、ロコモティブシンドロームの原因となってしまうのです。

バランス能力を高めるために

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子供のころは色々な遊びや運動をして、時には転んだりすることでバランス能力が自然に養われていましたが、大人になるとそのような機会も減っていきます。
つかまりながら、片足立ちする程度の運動でも、バランス能力を鍛えることは可能です。ぜひ継続的に行ってみてください。

原因3 運動器の疾患

ロコモの原因となる3大疾患
運動器の疾患とは、つまり骨・関節・筋肉・靱帯・神経といった運動器に何らかの障害が起きることを指し、身体を動かすうえで何らかの障害(痛みや痺れ、可動域制限)が生じます。
中でも、原因となる3大疾患は

骨粗しょう症
変形性関節症
脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症
になります。

骨粗しょう症

加齢や女性ホルモンの減少によって骨密度が低下し、骨がスカスカの状態になり、骨折しやすくなります。

変形性関節症

関節の軟骨がすり減ったりすることで痛みや腫れを生じ、それが続くと関節の変形をきたす病気です。治療せずにいると、やがて関節の変形が悪化し、歩けなくなったりするなど日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

脊柱管狭窄症

神経の通り道である脊柱管が加齢で狭くなることで神経が圧迫され、足腰のしびれや痛みといった症状が出る病気です。腰痛や歩行障害などが生じ、進行するに従って連続歩行距離や時間が短くなっていきます。


 

これらの症状は加齢が主な原因であり、加齢とともに運動器が衰えたり機能に障害が出ることは自然なことではありますが、何も対策をしなければロコモ~寝たきりになる危険性は高まっていきます。

そして、骨粗しょう症に女性ホルモンが影響することもありますが、そもそも女性は骨も筋肉も男性と比べて弱いため、ロコモになる危険性が高いといわれています。

40代の方であれば「骨や筋肉の衰え」といわれてもまだ実感がないかもしれませんが、初期症状が生じる人も多いので、対策を始めてみてはいかがでしょうか。

身体が楽になる運動をするためには、お灸のセルフメンテナンスが有効です。ご自身に合った、お灸の指導をしています。楽しみながら、身体を作っていきましょう。

ロコモについて、何回かに分けて解説しています。

情報提供:ロコモ チャレンジ!推進協議会

ロコモ1 国民病かも!?「ロコモ」って知っていますか

ロコモ2  身体全てが連携しながら、はたらいている。

ロコモ3 今から、運動習慣をつけよう。今日が一番私は若い。

ロコモ4 ロコモ度チェックをしてみましょう!

ロコモ5 筋肉の維持には、適切かつ「ほどほど」の運動を

 

大雪になりました。養生して、水太りを防ぎましょう。

ダウンロード大雪になりました。これからの養生ポイントは水のコントロールです。

『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」とある大雪。たいせつと読みます。

 

冬という季節は、うちにしっかりと貯める時期です。
体力やスタミナ、精神修養をたくわえる時期ととらえてください。
この時期に身につけたものは、身や心にしっかりと定着します。
中国医学では、冬に関係ある臓器は、「腎」
腎は、水の代謝をつかさどります。
体重が冬に増える体質の人は、身体の芯が冷えているかも知れません。芯が冷えると、水の代謝が悪くなり、むくんだり、太ったりしてしまいます。
いわゆる水太り。
しっかりと身体をあたためると、 西洋医学的に「基礎代謝」をあげる事へもつながります。


・冷たいものは食べない
・体をあたためるものを食べる ショウガや熱い汁もの等
・有酸素運動(汗をかかない程度が大事)や、普段使わない筋肉の活性化
・セルフ灸で要所をあたためる


などで体質改善がはかれます。

とも治療室では、患者さん一人ひとりの体質に合った養生指導をしています。日々の運動指導もしています。
どうも疲れが取れない‥最近妙に太った…など、
おかしいなと思ったら ホリスティックトリートメントでメンテナンスを。
治療と、要点を押さえた養生で、日々が快適になります。

明日は、大雪(たいせつ)

明日は、大雪(たいせつ)

『養腎防寒』。

この時期大事なのは 当たり前のことですが 寒さを防ぐこと。東洋医学では、「腎」を養うことを重視します。

この二つと関連して この時期、日常で おきやすいつらさは、腰痛

もともとある方はより、つらくなりがち。

今までなかった人も、ちょっとした拍子に、うっかり腰痛になったりしがち、です。

朝起きた時、ふとんのなかで、(布団から出る前に)体を良くチェックしてみましょう。自分の手でくまなく触って冷たいところがないか?

冷えが見つかったら、その冷えは「今私の体が温めてほしがっている重要ポイント」です。「マイツボ=私のツボ」と考えてよいのです。

ここを、積極的に温めて、腰痛を予防改善していきましょう。

★まずはその場所がこれ以上冷やさないように防御!

★熱くない範囲で、しっかりとあたためる。


 

そのほか一般的には 以下をご覧ください。

【腰痛】を楽にする、特効ツボ♪


ツボの使い方 色々を紹介…

  1. 優しくなでる。ほんのりあたたまるまで
  2. じわーっと押す。1回の刺激は軽く、ものたりないくらいにして頻度を上げると効き目がたかく、安全です。
  3. 手持ちのもので温める。カイロ、蒸しタオル、ドライヤー。
  4. 手に入りやすいもので温める。こんにゃくをゆでて。塩を炒って。(日本で昔から行われていた家庭療法)
  5. レンジで簡単!な、小豆灸で温める。おすすめ。
  6. お灸で温める。腰痛のおすすめは「太陽」


    お灸の選び方

    お灸は、価格ではなく、質で選ぶと、より効果的、安全、しかも気持ちが良いです。手に入りやすい良質もぐさのおすすめは以下です。せんねん灸(セネファ)というメーカーは、とてもしっかりしていて信頼でき、消費者対応も丁寧。せんねん灸ホームページでは、お灸情報、ツボ情報もいたれりつくせり。かゆいところに手の届くラインナップです。
    基本はソフトでマイルドなもの⇒せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島

    火を使うけど煙がないもの。これは便利!⇒せんねん灸の奇跡 ソフト

    火を使わない「太陽」 らくちん!⇒火を使わないお灸 太陽

    ★気持ちよさセンサーで安全&快適&効果UP

    ★個別指導もしています。どなたでも簡単にお灸が自分で使えるようになるお灸教室

    ★できれば一度は 東洋医学治療家の治療を受けて体質を十分にみてもらったうえで、個別指導を受けると安心です。

    画像出典(了承いただいて掲載しています。感謝!):せんねん灸HP

「夜、眠い」は 素晴らしい体の声です。ぜひ聞いてあげてください。

睡眠は人間の3大欲求の一つです。

眠い時、快適な部屋でここちよいおふとんにくるまって、すうっと眠りにつける喜びは、なによりのもの。

夜に眠くなるのは、素晴らしい 体の声だと私は思います。

よい睡眠のコツ。

  • ☆彡10時から2時までの時間を1分でも長く。
  • ☆彡昨日の睡眠時間より毎日5分10分長く。(生活を徐々に変えていく)
  • ☆彡午後2時以降はお昼寝をしない。本物の睡眠まで大事に眠気を取っておく
  • ☆彡お昼寝は1時59分までの20分以内はOK
  • ☆彡「1分目をつぶり、グラウンディングし、深呼吸」で 脳がリフレッシュされて、わずかですが睡眠不足の足しになります。
夜の眠さが和らぐまで(つまり、睡眠不足が解消されるまで)コツコツ
睡眠の質と量の改善をしていくことで
身体にも心にも、すばらしい恩恵があります。
例えば・・・
「あら?肌のツヤがいい!」
「なんだか 頭がすっきりしてる!」
「やる気に満ちてきた~」
「心が穏やかで、ナニカ起きてもあまり気にならないぞ!?」
「疲れにくくなった」
「なんか、身体が動く!」
…などなど。数限りないメリットが。

睡眠は老化防止の特効薬

睡眠は、年齢を重ねるにつれかならずおきてくる「老化防止」の、最大の特効薬。どんなサプリにも、どんな薬にも、かないません。想像したらわかりますよね? いっぱい薬飲んでても どんなに体にいいことやってても、十分よく寝てなかったら身体がこころがどうなるか…。
本当は皆さん知っているのです。
でもあまりにシンプルなことは、いつのまにか、ついついおろそかになってしまいがち。
どうぞ、この機会に 睡眠の心地よさ大切さを、思い出してくださいませ

自分をご機嫌にしておく!ツールを作る。

今、どんなかんじですか? どれくらいご機嫌ですか?

いつも 100パーセント ご機嫌ってなかなかないものです。

私たち人類は とても賢くて、ついつい、「こうなったら困る」「あれが心配」「これが不安」「あれが腹立つ」と、ネガティブな方向へエネルギーを割きがちだからです。

それもしょうがない。長い間、命の危険にさらされていたので、生き残るためにこうなりました。

だけど今の日本、そこまでの危険ばっかりではない。だったら、楽にhappyになってみても良いのではないでしょうか。こころと身体が楽になると、免疫力も自己治癒力も高まるし、第一幸せです。

心配するために生きているのではなくて、happyのために生きている…そんな風に私は思うのです。

さしあたって命が安全だったら

生き延び手段で、ネガティブ思考がとまらないわけなので、

そこを、気分転換するには知恵と技術、そして習慣化が必要です

そのためのツールがあります。

元気になること、happyになること 気が晴れること を リストアップする。コーピングリストづくりです。

 

コーピングとは、ストレスに意図的に対処するノウハウ。

コーピング といえば伊藤絵美さんの名前が思い浮かびます臨床心理士の伊藤絵美さんは、コーピングに関する著書を多数出版しています。図書館にもたいてい入っているので探してみてくださいね。

コーピングは、ストレスを感じたときに 自分自身で対処することで、ストレスの影響を和らげ、心身を回復させる方法です。

コーピングの例としては、次のようなものがあります。
  • ため息をつく
  • 空を見上げる
  • 「○○の曲」具体的に音楽を聴く
  • ○○の写真を見る
  • ○○のことを思い出す

「元気になることリスト」

ストレス満載のときは、気晴らしすら思いつけないので、ぜひ コーピングリストをつくっておきましょう

つまり元気になるリストを作るのです。音楽を聴く、なら「何々の曲を聞く」など具体的に。5曲あればリスト五項目となります。

こんなかんじで、100くらい書き留めておきます。

元気がない時はこれをパラパラっと眺めて、めにとまったところをやります。いくつかやったり、そういえば、と 思いついたことでリストを長くしていくうちに

いつのまにか 気持ちが晴れて、あ、わたし、こんなにもサポートを持っていたんだ!と気づくことでしょう。その想像力も人の持つ大きな力です。ぜひおためしください

参考リンクなど

 

 

 

長年の肩こりは、何層にもなったコリを薄皮をはがすようにとかし流していきます。

年末年始のあわただしさ、やらねば、の緊張、休めない事情の数々・・そして寒さとストレスで、頭痛するほどの肩こりが増えています。

すぐにどうしようもなかったら、とりあえず、「自分メンテの予約」を自分の手帳に書き込みましょう。こうして自分で自分を予約するだけでも、体はほっと緩みます。ぜひお試しを。

そして小豆灸や、ホットタオルパックなど、つらいところをあたためてください。

寒くなるにつれ悪化していく… 頭痛と組み合わさった肩こりがふえています。

触った途端、板のようになっている、筋肉バリバリ型の頭痛は、多くの場合、長時間の精神的緊張、ストレスや、肩こり、眼の疲れや、不眠等が誘因。

痛みは、体からの「なんとかしてください」の、サイン。寒くなるにつれ頻度が増すなら、それは、「からだが温めてほしい」と言っているサインかもしれません。

普段から「疲れると頭痛」の出る方は、早め早めに緊張とコリをほぐすケアをして首から肩、背中などの疲労感をためないように心がけると、だんだんと体質改善できます。我慢できるから、と見過ごさないで・・・体の声を聴いてあげてください。

どうにも苦しくなってから、ではなく、あれ?位の違和感から対処を。

ご自分で、できること。

小豆灸を からだのつらいところにのせるか、しくかして、あっためながら寝る、を毎日ぜひ。

だんだん楽になっていくはず。

ただ、普段の緊張があまりに強く、恒常的な場合。

美容院で、「お客さん凝ってますね!」「バリバリですよー」といわれても、自分ではあまりわからない。そんな人は如っとして

コリや疲れにすら、鈍くなっている、「あまりにも頑固な肩こり状態」かもしれません

そんなかたは「ひとにしてもらう」ところから。

気持ちよさを味わえる、アロマオイルマッサージとはり灸の組み合わせ【はり灸アロマ治療】がお勧め。痛い針はしません、熱いお灸もしません。心地よさ、やさしさ、のなかで、人に任せていく時間。

流れるようなロングストロークで全身がとろとろにほぐれていきます。温石もつかうお灸で芯から温め、心身の緊張を開放し、

何層にもなったコリを1枚1枚、やさしいタッチではがしとかし、ほぐし…。

肩こりのツボは意外なところ、全身にあります。

眼科な肩こり、実は足がものすごく大事。全身がつながっているからこその、今、なので。症状のある所だけでなく、全身が、柔らかく開いていく・・・その幸せな感覚を、どうぞ、味わってください。

「小雪」になりました。気のパワーを減らさない養生。

冷たい空気に、ふと肩をすくめる朝。
季節は静かに 「小雪(しょうせつ)」 へ――冬の入口で、陽ざしが弱まりはじめる頃です。
寒さと乾燥が進み、風邪をひきやすいこの時期。
からだをあたため、心を静め、気(エネルギー)を消耗させないことが大切です。

呼吸の浅さに気づいたら、1度深呼吸。そして、季節の移ろいを感じてみましょう。

気を減らさないために、静けさを

東洋医学では、生命を動かす力の源を「気(き)」と呼びます。
気が満ちていると、体も心も滞りなくめぐり、自然と調和します。
寒さが深まる冬は、外へ出すよりも内にたくわえる季節。

自分のペースをたいせつにしましょう。心を落ち着け、感情をゆるやかに保つことが、気を減らさない第一歩です。
1日のうちに、1度でも、静かな時に身をゆだねること。たとえば、雑事をいったんおいておいて、静かな気持ちであたたかいお茶をゆっくり飲むだけでも、「気」がととのいます。

ゆっくりで大丈夫。あなたのペースで、季節と調和していきましょう。

冬の風邪を防ぐために

冬は体温を保ちにくく、乾燥で粘膜も弱まりやすい季節です。
風邪を防ぐには、体の奥から温める力を養い、内側の潤いを守ることが肝心です。
めぐりが停滞しやすい時期でもあるため、からだを「冷やさない」「血流をよくする」こともポイントです。

  • 冷たい飲食は控え、温かい汁物やお茶を中心に
  • 根菜や豆類など、滋養のある食材をしっかりと
  • 首・手首・足首を冷やさず、重ね着で守る
  • 軽いストレッチや散歩で血流をやさしく動かす
  • お風呂や足湯で芯まで温まり、一日の緊張をほどく

「あたためる」と「やわらげる」を冬の習慣に。

小雪の頃におすすめの食材と冬支度

自然界のエネルギーが静かに地中に戻るこの時期。
食卓にも、体を温めながら滋養を与える食材を取り入れましょう。

栗、くるみ、海老、長いも、棗(なつめ) などは、
気と血を養い、冷えから守ってくれる代表的な食材です。
甘みや香ばしさをゆっくり味わう時間が、心の安らぎにもつながります。

柑橘の香りも、この季節の贈りもの。ゆずを切って、料理にひとしぼり。
そのやさしい香りが、気持ちをやわらかく包んでくれます。

旬の香りを感じることも、立派な養生です。

冬は、からだを休め、心を整えるのに絶好の季節。
からだとこころは、いつも響きあっています。

とも治療室では、その響きをたいせつにととのえています。
東洋医学・花療法・アロマテラピーを組み合わせ、冬をしなやかに過ごすためのホリスティックなケアを行っています。

今日もどうぞ、ぬくもりを味方に。