「ホリスティックアロマ」カテゴリーアーカイブ

★とも治療室のアロママッサージについて。とも治療室のアロママッサージは独特の「ホリスティックアロマ」です。
東洋医学で、毒だし=デトックスし、足りないエネルギーはチャージしすることで、体全体を調節し、心身を中庸に戻したうえで、重ねてのオイルマッサージ。
上質なアロマオイルマッサージのメリットは…なんといっても快楽!
普通の刺激には痛みを感じてしまう頑固なコリを、オイルの成分と効果でやさしくほぐし、幸せになる香りで気分もトロトロン…に ゆるめていきます。

1度目の治療で、深い瞑想状態に入る方も。「なんだか 力が抜けないてないかも?」や「キモチイイってなんだっけ?」「深いリラックスを体験してみたい!」というかた、長いこと不調が続く方、頑固な症状をお持ちの方にお勧めします。

★心とアロマについて*~ Susan Curtis女史の資料から~*
こころや気持ちや性格と、精油との関連は、まだあまり知られていません。「こんな人、こんな気持ち、こんなストレスに」 マッチする精油を紹介します。
患者さんが「この精油を治療やプレゼントにに使ってほしい」「」とリクエストするための資料を、公開します。
ごく一般的な情報、成分や効能等は、あえて省いています。

個人で ご使用になる際は、禁忌や用法等 十分配慮くださいませ。

ミルラは「愛情表現が素直に行える」香り♪

ミルラは、和名では没薬(もつやく)

ミルラは、

*目的意識も独創性もあるのに、困難を乗り越えて夢を実現させるだけの自信がもてない

*ときどき先が見えなくなる

*もう一人の自分と葛藤する

ミルら

そんなひとがつかうと、

*内に秘めた目標を再び思い出す

*愛情表現を素直に行える。

 

…By スーザンカーティス

…そんな人に。そんなシチュエーションに…

 

芳香療法、身体への有効成分データは出回っていますが、「こころ」に関するデータはまだ少ないです。実は、 香りはダイレクトにきもちに作用していきます。血中濃度よりも、むしろ嗅覚からの効果のほうが大きいくらいに。

 

香りは何よりの、「お守り」になりえます。

 

アロマ界の大御所の資料から、「心とアロマ」ヒントを、まとめていきます。

 

★ご本人の経験や感性によるので、万人がこのとおり、とはいえません。

★これをよんで、なにか心に響いたら 直観に導かれて試してみてください。

 

★ピンときたら、治療時にぜひご相談ください。アロママッサージ調合やミニプレゼント時に、お試しいただける機会をかんがえます。

定評ある精油はこちら。

 

自己免疫力を高め、心身の若さを保つ養生ポイントは?

自己免疫力を高め、心身の若さを保つ養生ポイント

自己免疫力を高めたい。心身の若さを保ちたい。これらに、共通するたいせつな養生ポイントの一つが、肌の保湿です。

自分の体のお手入れは、やっていて気持ちの良いもの。義務ではなく楽しさ気持ちよさで実行するとなお一層効果的です。

体にやさしく触れてもらっていると、気持ちよい… それは、脳内に良いホルモンが分泌されている、つまり、自律神経バランスが整う状態、心身の若さがキープできる状態です。肌の保湿を習慣にすることで、様々なメリットが…。

 

保湿の材料。

マッサージオイル、美容ローション、クリーム… ご自分が気持ち良く感じるもので 全身くまなく 毎日保湿します。

お好きなものでよいですが、手に入るなら、保存料など添加物がない、ナチュラルなものならいっそう安心です。自分に合うものを じっくり見つけていきましょう。

保湿の方法

タイミングはお風呂上り、まだ水気の残っているうちに ささっと全身に。

翌朝 さわって、しっとり感がないところに、服を着る前に もう一度プラス。

毎日しているうちに、だんだん、全身ぷるぷるに潤っていき、肌のきめが細かくなります。

肌の細胞の隙間が埋まり、東洋医学的にも西洋医学的にも自己防衛力&免疫アップ!

ぜひ毎日の習慣にしてください。

 

 

伝統の香草 ホワイトセージ

― とも治療室のホワイトセージを受け取ったあなたへ ―

植物の恵みに支えられる暮らし

暮らしの中で疲れがたまり、片づけも手がつかない日。
それでも不思議と、ハーブの香りにすっと元気をもらえる瞬間があります。

こういう日々のなにげないことの大切さを思い出すと、
「ああ、生きているって楽しいな」と自然に感じられます。

くらしの中でなにかが起きても、
手に触れられる優しい小さきものに、喜びを見つけていこう。
一本の草や花に助けてもらうことは、誰にでもできることなのです。

スマッジ・スティックの役割

スマッジ・スティックを燃やしてもよし、
ただそこに置いておくだけでもよし。

燃やさずそこに置いておくだけで、
植物の精気が感じられて元気が出る。

場を整えたいとき、節目を迎えるとき、自分をリセットしたいとき、もやもやをクリアにしたいとき。

心身を浄化するのにぴったりの植物療法です。

煙をくゆらせれば、ざわついていた空気が鎮まり、
静けさを感じられるようになります。
雑音が気にならなくなり、呼吸が深くなるのを感じるでしょう。

出かける前 寝る前、 何かを始める前に場を整えると、
一連の手順そのものに落ち着きが宿り、
暮らしのリズムがやさしく整っていきます。

保存と使い方の知恵

このスマッジ・スティックは半生の状態です。
袋から出して、風通しのよい日陰に吊るして
さらに乾燥させてください。

つるす時間がなければ
とりあえず、袋のまま、冷蔵庫に入れて冷蔵庫ドライも可能。

紐をほどいて 器に入れてもOK。

  • 燃やすsmudgeの普段使い
    室内では、1枚の葉だけで十分。
    石やジュエリー、中古品、なぜか疲れて感じられる大事なものなど 特に浄化したいときも。
    小さな力であっても、澄んだ変化をもたらします。

  • 広い場でsmudge
    大きな空間や野外など、特別な場を清めるときは、束のまま火を灯し、炎を吹き消してお線香のように煙を使ってください。
    終わったら、必ず砂や灰皿に押し付けて完全に消火を。

そして忘れないでください。
燃やさず置いておくだけでも、十分に役目を果たしてくれます。

ただそばにあるだけで、植物は静かに働き、
あなたの心を支えてくれるのです。

おわりに

節目の時に、場や心身を整えるために使ってもらえたらうれしいです。

ハーブのちからは ことさら大げさなものではなく、日々の暮らしにそっと寄り添うもの。

どうぞこのスマッジ・スティックを、
生活の中で小さな喜びを見つけるお守りのように置いてみてください。燃やしても、置いておくだけでもいい。きっと 植物は、静かに、けれど確かに、あなたを守ってくれます。

若さと生命力の精油、イモーテル。

イモーテル(ヘリクリサム)という花の精油は、アンチエイジングで知られています。その名も「永久花」!

身体を修復し、免疫系を活性化します。心の面では、ショックを和らげ、ストレスをデトックスし、脳を活性化するとも言われています。

 

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ヘリクリサム(Helichrysum)/イモーテル(Immortelle)

ヘリクリサム(Helichrysum)/イモーテル(Immortelle)

質のいいオーガニックなイモーテル精油は貴重、パワフルです。とも治療室の秋冬のアロマで人気のある精油。

養生ポイントの一つ。肌の保湿=免疫力アップ

養生ポイントの一つが、肌の保湿。マッサージオイル、美容ローション、クリーム… ご自分が気持ち良く感じるもので 全身くまなく 毎日保湿します。

タイミングはお風呂上り、まだ水気の残っているうちに ささっと全身に。

翌朝 さわって、しっとり感がないところに、服を着る前に もう一度プラス。

植物の恵みで免疫力防衛力を高めていきましょう。

 

フランキンセンス「自分を大切にできる」精油

・時間に追われる生活・責任や物質面のわずらわしさに押しつぶされている。

・余裕がない。

・周囲に躍らされている。

・創造的、精神的な日標を達成する時間があればと常に願っている

そんなとき、フランキンセンスが 「自分を大切にできる」ために役立ちます…By スーザンカーティス

 

…そんな人に。そんなシチュエーションに…

 

芳香療法、身体への有効成分データは出回っていますが、「こころ」に関するデータはまだ少ないです。実は、 香りはダイレクトにきもちに作用していきます。血中濃度よりも、むしろ嗅覚からの効果のほうが大きいくらいに。

 

香りは何よりの、「お守り」になりえます。

 

アロマ界の大御所スーザンカーティス女史の資料から、「心とアロマ」ヒントを、まとめていきます。

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★ご本人の経験や感性によるので、万人がこのとおり、とはいえません。

★これをよんで、なにか心に響いたら 直観に導かれて試してみてください。

★使ってみたいと思ったら、治療時に気軽にご相談ください。アロママッサージ調合やミニプレゼント時に、お試しいただける機会をかんがえます。

ニールズヤードは楽天などでも買うことができます

伝統の香草。ホワイトセージとスマッジスティック

― とも治療室オーガニックホワイトセージやスマッジスティックを受け取ったら方へ―

ホワイトセージとは ― 伝統のなかで

ホワイトセージ(Salvia apiana)は、北米の乾いた大地に育つ香草。白銀色の葉と澄んだ香りをもち、古来「神聖なハーブ」と呼ばれてきました。

アメリカ先住民族は、祈りや儀式の前にホワイトセージを焚き、
その煙で心身や場を清めてきました。この習わしは「スマッジ」と呼ばれます。

“不安や不調和を祓い、新しい始まりを迎えるための清めのハーブ”として、
今も大切に受け継がれています。


いまでは日常でも、心を静め、空間をリセットするハーブとして親しまれています。

使い方は直観で。ポケットや胸元にしのばせたり。お部屋に置いたり。


とも治療室のオーガニックホワイトセージ

日本の気候でホワイトセージを育てるのは容易ではなく、
輸入がほとんど。

国産オーガニックのホワイトセージは希少です。

とも治療室のホワイトセージは完全無農薬。自然と対話しながら育てられたハーブは強さ力強さとやさしさ繊細さを併せもちます。

その存在自体“祈り”であり、暮らしに寄り添うお守りのよう…。


草花のちから、暮らしの中で

たとえば、疲れて片づけもままならない日にも。
ふっとハーブの香りに助けられる瞬間があったりします。

「こういう日々のなにげないこともほんとうに大事なんだな」
そう気づくだけで、暮らしは少し軽やかになります。

ひとひらの葉っぱにも、私たちは支えられる。
その体験を、どうぞ身近に味わってみてください。


スマッジの方法

  1. 耐熱の器を用意し、窓を少し開ける

  2. 火をつけ、線香のように炎を消して煙を立てる

  3. 煙を手で仰ぎ、部屋や身体、物にゆっくりまとわせる

  4. 終わったら灰皿におしつけて完全に消火する

煙をくゆらせると、空気が鎮まり静けさが生まれます。

出かける前、寝る前、何かを始める前に場を整えると、
暮らしのリズムがやさしく整っていきます。


使い方のバリエーション

  • 普段は一枚の葉で十分
     自分、石やジュエリーの浄化 リセットに。

  • 広い空間では束で
     ひろく大きく浄化ができます。火の扱いには(炭バーベキューや花火程度に)気を付けてください。

  • 燃やさず置くだけでも
     上質なホワイトセージは、ただ、そばにあるだけで精気が広がり、心身をやさしく支えてくれます。


保存のコツ

お渡しした葉は半生の状態です。
風通しのよい日陰に吊るすか、袋のまま冷蔵庫に入れて乾燥させてください。
束をほどいて器に入れておくのも便利です。


おわりに

節目のときに場や心身を整えるために。
日常で気持ちを切り替えたいときに。

どうぞ この香草を 「小さな喜びを見つけるお守り」として身近に置いてください。
植物は静かに、けれど確かに、あなたを守ってくれます。

シダーウッドは「まわりともうまくやっていける」香り♪

シダーウッド-001シダーウッドは、

*自我に問題があったり、常に自昼夢や空想にふける
*陰気で強情になっている
*周囲の環境とうまくとけ合わない
*メンタルな悩みをもつ

こんな人がシダーウッドを用いると、自我を強く認識するようになり、まわりともうまくやっていけるようになります。
…By スーザンカーティス

シダーウッド-001

…そんな人に。そんなシチュエーションに…

 

芳香療法、身体への有効成分データは出回っていますが、「こころ」に関するデータはまだ少ないです。実は、 香りはダイレクトにきもちに作用していきます。血中濃度よりも、むしろ嗅覚からの効果のほうが大きいくらいに。

 

香りは何よりの、「お守り」になりえます。

 

アロマ界の大御所スーザンカーティス女史の資料から、「心とアロマ」ヒントを、まとめていきます。

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★ご本人の経験や感性によるので、万人がこのとおり、とはいえません。

★これをよんで、なにか心に響いたら 直観に導かれて試してみてください。

★使ってみたいと思ったら、治療時に気軽にご相談ください。アロママッサージ調合やミニプレゼント時に、お試しいただける機会をかんがえます。

ニールズヤードは楽天などでも買うことができます

 

一輪のいのちに出会うとき~薔薇風呂のこと~

一輪のいのちに出会うとき

〜完全無農薬の薔薇が手にはいったら~

薔薇風呂のすすめ〜

とも治療室では、長年にわたり植物のちからを研究し、東洋医学と植物療法を結び合わせた臨床をおこなっています。

そのなかでも**薔薇(ばら)**は、特別な存在。華やかで、繊細で、香り高い。そしてその背景には、たゆまぬ手間といのちへの深い畏敬が欠かせません。

化学肥料も農薬も使わずに

薔薇栽培は「無農薬は無理」とよく言われます。確かに虫や病気が多い。だけど、その「常識」を念頭に置きながらも、ひたすら無骨に手探りで、ともかく精いっぱいの愛情、畏敬、そして、雨に風に、自然の営みに 耳を澄ませて、の、オーガニックな薔薇を追求しています。

育てるか、無農薬薔薇愛好家に分けていただくか、無農薬薔薇農家さんからいただくか。いずれにせよ今年もまた奇跡のように咲いてくれた薔薇たち…

昨今の気象変動を思うと、毎年、「これが最後かもしれない」と頭をよぎるのです。

今この時 切ないくらいに美しく花開く薔薇に触れるたび、いのちとは何かを問われているようなしんとした思いに包まれます。


■ 一輪一輪が、まったく違う

そして気づいたのです。

ていねいに、花と向き合うと、不思議なことに、どれひとつとして同じ花はないのです。香り、たたずまい、花びらの色、葉の枝の伸び方…

一輪一輪が、かけがえのない個性をもって咲いている。

まるで、「あなたも唯一無二。あなたは、あなたのままでいい」と教えてくれるかのようです。


一生に一度は体験してほしい「薔薇風呂」

オーガニックな薔薇が手にはいったら…使い道は多彩です。

ジャム、ハーブティー、薔薇ソルト、薔薇シュガーなど… はちみつともよく合います。

けれど、もっとも贅沢で、もっとも深く五感に届く使い方として、一生に一度は体験してほしい。それが、「薔薇風呂」。

◇ 静けさと光をしつらえて

光は控えめに。
キャンドルの炎や、隣の部屋からもれる柔らかな光が、感覚をやさしくひらいてくれます。

薔薇は一輪。花の首だけを、器にそっと入れて、お風呂場へ。

ご自身のからだを湯に沈めたら、その器をお湯に浮かべましょう。

香りを楽しみ 花を眺めたあと、そっと花びらをはずして、湯船に浮かべてください。

めしべ・おしべは使わず器に残します。

よかったら、花びらを一枚、口に含んでみてください。みずみずしさ、ほんのりとした苦味、香りとは異なる「味」という感覚。

香り、味、色、手触り、肌触り、花の存在を感じるひとときが、深い静けさとともに、こころとからだを包み込んでくれるはずです。

心身すべてで薔薇のいのちを受け取る、一期一会の時間です。


◇ 五感で出会ういのち

湯のなかであたたまった花びらから、柔らかく繊細な香りがたちのぼります。

少し元気のなかった花びらでさえ、お湯のなかでふっくらとよみがえるようです。ときとともに、成分がゆっくりと湯に溶け出し、花びらは静かに 少ししおれてゆきます。

その変化は「いのち」の時間そのもの。

香料のような強い香りではないけれど、確かにこころとからだにふかく届いていきます。肌に触れる感触、色の移ろい、すべてがいのちの響きです。


最後は、しっかりお水を

お風呂のあと、花びらを回収すれば、お湯は意外ときれいなまま。洗濯に使えるくらいです。

湯上がりにはたっぷりと肌にも体の中にも水分補給をして、冷えないように

できれば、やわらかなタオルケットなどにくるまって、ゆっくり ひととき、余韻を味わってください。


薔薇の花は、その一輪が その存在すべて、ありのままを差し出してくれます。

どうぞ、自然のいのちと、ご自分のいのちを、薔薇と
やさしく、深く、出会わせてあげてください。

河合から薔薇を受け取った方はどうだったかぜひ聞かせてくださいね。

 

経絡の気のパワーを…ホリスティックな はり灸アロマ治療

自律神経を心地よさの中で調える

春の終わりから夏の初め・・・暖房もクーラーもいらない時期は、逆に言えばどっちつかずの三寒四温で、自律神経が狂いやすいとき、

肌という最大の感覚器の、ふれる、ふれらえれる、という感覚を存分に味わうはり灸アロマ治療が効果的です。

ホリスティックな「はり灸アロマ治療」

東洋医学でデトックス、そして 足りないエネルギーをチャージ。

体全体を調節し、心身を中庸に戻したうえで、重ねてのオイルマッサージ。

上質なアロマオイルマッサージのメリットは…なんといっても快楽!オイルの成分と効果でやさしくほぐし、繊細な精油を使い、さらにご希望の方には芳香蒸留水★も使って、トロトロン…に ゆるめていきます。

治療で心地よい瞑想状態に入る方も。

「なんだか いつも、力が抜けてないみたい」「キモチイイってなんだっけ?」「深いリラックスを体験してみたい!」というかた、長いこと心身の不調が続く方、緊張や自律神経失調をともなう 頑固な症状をお持ちの方にオススメ。

緊張をほどくこと、快楽を感じること。からだがゆるゆるとゆるむことを許すこと。そんなあたりまえことが、あまりにも固くなった心身は、できなくなってきてしまうからです。

幸せを、ゆったりを、リラックスを・・・ご自分に許してあげてください。

★芳香蒸留水を使ったトリートメントをご希望の方は予約時にその旨お知らせください。

芳香蒸留水の詳細は以下リンクを

 

 

 

自分で作って自分をケア、蒸留会は以下リンクを。

 

 

 

小さないのちに触れる──大和橘(やまとたちばな)のおはなし

とも治療室 河合リコです。

今日は、私がとても大切にしている
「大和橘(やまとたちばな)」のお話をさせてください。

◇─◇─◇─◇─◇

希少な大和橘

大和橘は、日本に昔から自生している柑橘の原種。
千年以上前から、私たちの暮らしとともにありました。

けれど今、その姿を見かけることは
とても少なくなりました。

大和橘は、絶滅危惧種に指定されています。

そんななか、保全活動に取り組んでいる方たちが、
静かに、けれど懸命に、大切ないのちを守り続けています。

そうした方から特別にヤマトタチバナのご縁を
いただいています。

◇─◇─◇─◇─◇

蒸留という、植物との対話

受け取った大和橘を、
心をこめて、丁寧に 一滴一滴、蒸留しています。

とも治療室の芳香蒸留水。植物のご紹介

蒸留とは
植物の持つ香りや力を
そっと引き出す、静かな営み。

私は、ひとしずく、ひとしずくの水に
植物たちのいのちをいただく気持ちで
向き合っています。

植物のひとかけらも無駄にしないよう、
ヤマトタチバナの種も そっと育てています。
その発芽率は けして高いとは言えませんが、
ありがたいことに 芽吹いてくれています。

◇─◇─◇─◇─◇

芽吹きを受け取る方へ

とも治療室では、
この貴重な大和橘の芽吹きを、
信頼できる直接の知り合い植物仲間に
ほんのわずかお分けし続けています。
少しでもこの種が、日本にあり続けますように、と祈りを込め。

お渡しするのは、
一般的な"苗"とは違い、
土からそっと抜いた自然の芽吹きそのもの。

受け取っていただく際には、
◎保湿用のキッチンペーパー
◎持ち帰り袋等
をご持参いただきますようお願いしています。

この小さないのちを、
どうか、あなたの手で
やさしくうけとっていただけたらと思います。
◇─◇─◇─◇─◇

大和橘が伝えてきたこと

古くから、大和橘は
不老長寿を願う植物として親しまれ、
桃の節句にも飾られてきました。

その姿には、
「どうか、健やかに生きてほしい」
という、遠い昔からの祈りが込められています。

いま、私たちがこのいのちを受け取り、
また未来へと手渡していくこと──

それはきっと、
小さな希望を灯すことなのだとおもうのです。

◇─◇─◇─◇─◇


最後に

大和橘の小さな芽吹きに触れるとき、
私は、そっと教えられる気がするのです。

──種は、いつも発芽するわけではありません。

時には、何年も眠り続け、
ある日、奇跡のように目を覚まし、
ふたばを広げます。

その姿に、私は重ねます。

私たち人間もまた、
同じひとつのいのち。

いまここに、生きていること自体が
すでに奇跡なのだと──。

芽吹きは、声なき声で
そんなことを静かに教えてくれるように思います。

今日という日が、
あなたにとって、
いのちの光にあたたかく包まれる一日となりますように。

とも治療室
河合リコ