現代人は目を酷使している
これは、誰もが感じていることでしょう。そしてものが見えにくくなると、コンタクトや眼鏡をつかう。
それなのに、実は、先進諸国の中で、眼鏡医療は、日本はとびぬけて遅れています。
だって、見えない目を見えるようにする、れっきとした医療器具なのに、国家資格がないのですから。
欧米では、目の病気を治療するお医者さんと別に、目の検査をし、メガネの処方をする特別なお医者さんがいます。眼の病気を診るのが眼科医、快適に「見る」ことができるように、病気ではない部分を支援するのが検眼医=オプトメトリストです。アメリカ、ヨーロッパなど数十か国では国家資格があります。
できれば、海外の検眼医資格を持っている人と出会えたら最高ですが まだまだ日本では数が少ないです。日本でも検眼技術を研鑽している人たちで、民間資格が作られたようです。
メガネを入手するときには、その眼鏡店でどれくらい、技術向上の試みをしているか調べる一つの目安にはなります。
いつも目が疲れて辛い時は…お使いの、メガネやコンタクトがあっているか、検眼方法など再チェックするのも、1つの手立てです。