今年も早いもので、残り二か月。
季節の移ろいは、知らず知らずのうちに、心や体に影響しています。
よき冬をお迎えいただけますよう——
小さな養生ととも治療室からのご案内をまとめました。
ふっと気になったところ、目にとまったところから。
“いいとこ取り”でどうぞ。
目次
冬のポイント(まずここだけ)
冬は、心も体も「静か」へとモードチェンジ。「心安らか」と「良質な睡眠」を意識して。
朝は光を浴び、夜は光を減らし、
冷えを溜めないことを心がけましょう。
かんたんセルフチェック
最近こんなサインはありませんか? ひとつでも当てはまったら、養生の始めどきです。
- 寝つきにくい、途中覚醒、朝スッキリしない
- 手足の冷え/温まりにくい、肩こり・頭痛が増えた
- 気分の落ち込み・焦り・イライラが続く
- だるさ、息切れ、めまい、胃腸の不調(便秘・下痢)
東洋医学では、生命エネルギーの消耗=気虚、
めぐりの滞り=瘀血(おけつ)、
水の偏り=水滞が重なりやすいと考えます。
軽いうちに整えるのが近道です。
基本の養生(冬)
- 朝は外気と光:窓辺で深呼吸。おでこに光を当てる。
- 夜は闇に近づける:間接照明/就寝前は画面オフ。
- 入浴は就寝2時間前めやす:快適温で10分→上がったら5分以内に保湿。
- 食事は規則正しく:夜は胃腸を休め、アルコールは寝る4時間前まで。
- 短時間でも動く:朝3〜5分の散歩でもOK。
とも治療室でできること(使い方のコツ)
季節や体調の変化に合わせて、いろいろな使い方ができるようになりました。
そのときどきのご自身に合うメニューを、気軽に取り入れてください。
① ツボを押さえた「定期予約」
毎月・隔月・季節ごとなど、あなたのリズムで“いい感じ”をキープ。
② はり灸治療〈ダブル〉
通常のはり灸治療よりぐっと深いリラックスと、精密な調整。
頭の鍼などの特殊鍼や、効果の高い灸をご希望の方に。
③ 花療法セミナーの応用編が始まりました。
バッチフラワー入門セミナーを受講された方向けのステップアップ講座です。
ご自身の心のケアに花療法を使いこなせるようになった方が、ご家族へのサポートを学ぶ内容です。
たとえば、受験期・がん治療中・認知症・ペットなど、さまざまな場面に花療法は活かせます。
④ 産後の回復を支える専門ケア。
やさしいオイルトリートメントで心身を整えます。プレゼントにも人気です。
産後ケアのご案内
⑤ 花療法 100日コンサル
受験、転職、起業などのチャレンジや、ペットロス、看取りなど人生の過渡期に。ご自分の課題や望みにむかっていく道のりそのものの相乗効果がある中期サポートです。花療法のご案内
冬の花療法
冬は気分が落ち込みやすい季節。
花のレメディは「自分の今の気持ち」に合わせて飲むだけの、やさしい自然療法です(副作用や依存性はありません)。
症状があっても、心が少し晴れると自己治癒力が働きやすくなります。
花療法のQ&A / セミナーのご案内
今の季節のお灸ケア
「冷えを体に貯めない」ことが肝心。
毎日10分のお灸習慣が、じんわり体質を変えていきます。
根強い冷え・痛み・鼻炎・スタミナ不足などには、せんねん灸の棒灸もおすすめです(煙の少ないタイプもあり)。
ご予約・再開のご案内
「また整えたいな」と感じたときが、ちょうど始めどきです。
軽い不調のうちに。重くなる前に。
季節はめぐります。
昨日より今日、今日より明日が少しでも楽になりますように。
*本文および写真の著作権はとも治療室にあります。無断転載・転用はご遠慮ください。