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経絡で心身をととのえる ホリスティックなはり灸アロマ治療

はり灸アロマ治療(人気No.1コース)

経絡×神経系×植物オイルで、いのち全体をととのえる統合治療。

はり灸アロマ治療は、お体の経絡の流れ・神経系・呼吸・香りを総合的に扱う、東洋医学にもとづく統合治療です。
東洋医学によるめぐりのととのえと、植物療法オイルトリートメントの深いリラクゼーションのなかで、
ご自身本来の回復力・自己治癒力を取り戻していくことをめざします。

心身の疲れが深い方、深いリラックスのなかで、ナチュラルに整えたい方に。とも治療室のホリスティックケアの中核となる、一番人気の治療コースです。

はり灸アロマ治療とは

とも治療室の空間イメージ

経絡の流れをていねいにととのえながら、はり灸と植物オイルのタッチを組み合わせていく治療です。
流れるようなロングストロークに身をゆだねるうちに、筋肉のこわばりがやわらぎ、全身のめぐりが静かに整っていきます。

深い疲労が抜けない方、緊張が続く方、休みたいのにうまく休めない方に特に選ばれています。
エステやホテルスパとは異なりリラクゼーションを超えた「治療としてのケア」です。

香りが導く、深い安らぎ

芳香蒸留水と精油

香りは、脳へ直接はたらきかける特別な感覚です。
その日の体調や心の状態に合わせて、高品質な香りを調合します。自然の深い香りが 自律神経に静かな安らぎを招きます。

からだとこころは、一つながり

身体が整うと、心は自然に緊張をほどいていきます。
まどろむような心地よさの中で、神経系が静まり、「力が抜けていく感覚」が全身に広がっていきます。

リラックスの仕方を忘れてしまった方にこそ、自分をゆるめる時間を届けたい。
やさしく深く、自分自身を感じ、自然と受けとめる そのひとときから、自然な癒しのプロセスが動き出します。

料金の目安

はり灸アロマ治療 スタンダード初診(背面・手足) ¥22,000(税込)。

再診料金や他コースの詳細は、メニューページをご覧ください。

コース・料金一覧はこちら

とも治療室の考え方

 

とも治療室のはり灸アロマ治療は、
いのち全体を整える統合治療として行っています。
はり灸の精度と香りの力を融合させ、
心身が深く休まる場所をつくっています。

ご予約・お問い合わせ

小さな一歩が、からだとこころの再生を支えます。
下のボタンからどうぞ。

河合理子(国家資格:あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師)

あなたの心とからだが、ほっとできる場所でありますように。
とも治療室で、お会いできるのを楽しみにしています。

伝統の香草 ホワイトセージ

― とも治療室のホワイトセージを受け取ったあなたへ ―

植物の恵みに支えられる暮らし

暮らしの中で、植物がふっと役立つ瞬間があります。

忙しくて部屋が乱れている日や、なんとなく気持ちがざわつく日にも、そばにある小さな植物の気配が、呼吸をふっと深くしてくれることがあります。そんなやさしいサポートとして、お役に立てばうれしいです。

ホワイトセージの使い方

ホワイトセージは、もともとネイティブアメリカンの人々が、場を清めるハーブとして使ってきた植物です。

特に今回お渡ししたのは、国産・無農薬で育てられたホワイトセージ。

「国産無農薬って、輸入物とはずいぶんちがうね」「気持ちが切り替わった」「お守りになった」「部屋の気配がきれいになる気がする」などの声が届いています。
よかったら、ぜひ感想をお聞かせくださいませ。

まずは、置いて楽しむ

むずかしいことは抜きにして、まずはそのまま置いてみてください。
机の上、玄関、寝室など、「ここが落ち着くといいな」と感じる場所にそっと置く。
香りや気配にふと気づくことで気持ちが静まったり、暮らしがちょっとだけクリアになるかもしれません。

煙をくゆらせて使うとき

「場を切り替えたい」「節目を感じたい」というときには、葉を一枚だけ使って、少しだけ煙をくゆらせる方法もあります。

耐熱のお皿や灰皿の上にホワイトセージをのせて火をつけ、すぐに炎を吹き消し、お線香のように煙だけを使います。

部屋やきもちがざわついていると感じるとき、出かける前や寝る前、何かを始める前など、きりかえのタイミングとしてもよいでしょう。

中古で譲り受けたもの、なぜか疲れて感じられる大切な物などをそっと煙にくぐらせると、リセットできます。

ご使用後はお皿ごと水につけて完全に消火すると安全です。
ペットや小さなお子さんの手の届かないところでお使いください。


保存と使い方の知恵

お渡ししているホワイトセージは、まだ少ししっとりした「半生」の状態です。
袋から出して風通しのよい日陰に置き、さらに乾燥させてください。

紙封筒などに入れて、冷蔵庫のうえのほうで保管することもできます。湿気を避けていただければ、ゆっくりと長く楽しめます。

おわりに

節目のとき、場や心身を整えるための小さなお守りとして、ホワイトセージをそっと使っていただけたらうれしいです。

ハーブのちからは、ことさら大げさなものではなく、日々の暮らしにそっと寄り添うもの。
燃やしても、置いておくだけでもかまいません。
静かに、けれど確かに、あなたの暮らしを支えてくれる一枝になりますように。

よくあるご質問(Q&A)

Q. 火を使わずに楽しむには?
A. はい。置いておくだけでも十分です。目の端にあるだけでも香りを通して、ふと気持ちが整うきっかけになってくれます。

Q. 煙が苦手です。使わない方がよいでしょうか?
A. 煙が苦手な方、呼吸器が敏感な方、ペットや小さなお子さんがいるお家では、まずは「置いて楽しむ」方法をおすすめします。

Q. 火を使うときに気をつけることは?
A. 必ず耐熱皿や灰皿を使い、少量だけ焚いてください。ご使用後は、水につけて完全に消火しましょう。おわったあと換気もしましょう。

Q. 保存方法をもう一度教えてください。
A. 袋から出して風通しのよい日陰で乾燥させるか、紙封筒に入れて冷蔵庫の上部で保管してください。湿気を避けていただくのがポイントです。

伝統の香草。ホワイトセージとスマッジスティック

― とも治療室オーガニックホワイトセージやスマッジスティックを受け取ったら方へ―

ホワイトセージとは ― 伝統のなかで

ホワイトセージ(Salvia apiana)は、北米の乾いた大地に育つ香草。白銀色の葉と澄んだ香りをもち、古来「神聖なハーブ」と呼ばれてきました。

アメリカ先住民族は、祈りや儀式の前にホワイトセージを焚き、
その煙で心身や場を清めてきました。この習わしは「スマッジ」と呼ばれます。

“不安や不調和を祓い、新しい始まりを迎えるための清めのハーブ”として、
今も大切に受け継がれています。


いまでは日常でも、心を静め、空間をリセットするハーブとして親しまれています。

使い方は直観で。ポケットや胸元にしのばせたり。お部屋に置いたり。


とも治療室のオーガニックホワイトセージ

日本の気候でホワイトセージを育てるのは容易ではなく、
輸入がほとんど。

国産オーガニックのホワイトセージは希少です。

とも治療室のホワイトセージは完全無農薬。自然と対話しながら育てられたハーブは強さ力強さとやさしさ繊細さを併せもちます。

その存在自体“祈り”であり、暮らしに寄り添うお守りのよう…。


草花のちから、暮らしの中で

たとえば、疲れて片づけもままならない日にも。
ふっとハーブの香りに助けられる瞬間があったりします。

「こういう日々のなにげないこともほんとうに大事なんだな」
そう気づくだけで、暮らしは少し軽やかになります。

ひとひらの葉っぱにも、私たちは支えられる。
その体験を、どうぞ身近に味わってみてください。


スマッジの方法

  1. 耐熱の器を用意し、窓を少し開ける

  2. 火をつけ、線香のように炎を消して煙を立てる

  3. 煙を手で仰ぎ、部屋や身体、物にゆっくりまとわせる

  4. 終わったら灰皿におしつけて完全に消火する

煙をくゆらせると、空気が鎮まり静けさが生まれます。

出かける前、寝る前、何かを始める前に場を整えると、
暮らしのリズムがやさしく整っていきます。


使い方のバリエーション

  • 普段は一枚の葉で十分
     自分、石やジュエリーの浄化 リセットに。

  • 広い空間では束で
     ひろく大きく浄化ができます。火の扱いには(炭バーベキューや花火程度に)気を付けてください。

  • 燃やさず置くだけでも
     上質なホワイトセージは、ただ、そばにあるだけで精気が広がり、心身をやさしく支えてくれます。


保存のコツ

お渡しした葉は半生の状態です。
風通しのよい日陰に吊るすか、袋のまま冷蔵庫に入れて乾燥させてください。
束をほどいて器に入れておくのも便利です。


おわりに

節目のときに場や心身を整えるために。
日常で気持ちを切り替えたいときに。

どうぞ この香草を 「小さな喜びを見つけるお守り」として身近に置いてください。
植物は静かに、けれど確かに、あなたを守ってくれます。

治療とは──いのちを ととのえる こと

「治療」という言葉を、薬や手術のことだと思っていませんか?

現代では、そう感じている方も少なくないかもしれません。
けれど 本来、「治療」とはもっと広く、深く、
いのちの全体に向き合う営みを指す言葉のようにおもうのです。

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■ 「治療」という言葉の語源

「治療(ちりょう)」という漢字には、こんな意味があります。

治(ち) … 乱れをおさめ、整えること
 例:治水・自治・政治など。秩序を取り戻す、整えるという意味です。

療(りょう) … 手をかけて癒すこと
 いたわり、寄り添い、からだと心に働きかけること。

つまり「治療」とは、
乱れた状態を整え、丁寧に「手当て」し、癒されていくためのお手伝い

「症状をとること」だけでは終わらない。
乱れをおさめ、整えることで おのずと、
人のいのちが 本来の輝きへ戻っていく……

そんな自然の営みなのだと感じるのです。

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■ 鍼灸治療は「本来の治療」のかたち

とも治療室では、
この「治療」の原点に立ち返り、
鍼灸や東洋医学の知恵を通じて、いのちを調える場をそっとたいせつにしています。

・部分ではなく、ひとそのもの、全体
 人生やご自身の物語などの背景の流れまでも みていくこと
ひとりひとりのタイミングとリズムを尊重すること
・ご自身本来の自然治癒力に ただ、寄り添うこと

それが、私が大切にしている「治療」のあり方のひとつです。

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■ いのちを調え、祈るように「手をあてる」

「治療」という言葉には、
深い歴史と、人間へのまなざし、いのちへの祈りが宿っていると感じます。

とも治療室では、
その本来の意味を忘れずに、
出会う場を、たいせつにしています。

夜ぐっすり眠りたいあなたへ【目覚めをよくする&安眠のツボ】

ぐっすり眠れて【目覚めをよくする&安眠のツボ】

夜、なかなか寝つけない。
ぐっすり眠った気がしない。
朝、疲れが残っている──

そんなお声を、治療室でよく伺います。
眠りは、ただの「休息」ではなく、
心身の回復と再生のための、大切な養生時間。

東洋医学では、
「夜眠れない」は単なる不調ではなく、
気血の巡りや、五臓六腑のバランスの崩れととらえます。

今日は、そのバランスをそっと整えて
あーよく寝たなあ!と起きられるような、
【寝る前におすすめの“安眠のツボ”】をご紹介します。


◯太衝(たいしょう)

足の甲、親指と人差し指の骨のあいだを
足首のほうへなぞっていくと、
指が止まる、少しへこんだところがあります。

ここが「太衝」。
肝の経絡に属するツボで、
気が高ぶって眠れないときに特におすすめです。

▶︎ 指で3秒ゆっくり押して、3秒ゆるめる。
▶︎ これを5回ほど繰り返してみてください。

心が少しずつ静まり、
呼吸が深まっていくのを感じるでしょう。


◯内関(ないかん)

手のひらを上に向けて、
手首のシワの中央から、指三本分ひじ側にいったところ。
2本のすじのあいだにあるのが「内関」です。

このツボは、
不安や緊張からくる眠りにくさに効果的。
また、乗り物酔いにも用いられる、万能のツボです。

▶︎ 息を吐きながら、やさしく5秒押す。
▶︎ 息を吸いながら、力をゆるめる。

左右両方に行ってみましょう。
心がほっとゆるみ、胸まわりが楽になります。


◯失眠(しつみん)

かかとの中央にある、
その名も「失眠(眠りを失う)」というツボ。

このツボに温かさを感じるくらいまで、
ドライヤーで軽く温めるのもおすすめです。
お灸をされる方には、ここもよく使われます。

▶︎ 指で押すだけでもOK。
▶︎ 強めに押して、1〜2分ほど刺激しましょう。

“地に足がつくような感覚”が出てきたら、
その日の疲れが静かに地へとおさまっていきます。


◆ツボ押しは、道具もお金もいらない「セルフケアの知恵」


「今夜は眠れそう」と思えるだけでも、心は安心します。

とも治療室では、眠れない原因を「心・からだ・生活」まるごとから一緒に見つめ、お体を拝見し、個別に あなたに合ったベストなツボをおつたえしています。

眠りの質を整えることは、
心地よく生きるためのベースのひとつ。

今夜もどうぞ、やさしい眠りに包まれますように。