アニータ・ムアジャーニ(Anita Moorjani 1956年. シンガポール生まれ インド人)という一人の女性が、本当の自分を発見し、受け入れるまでの長い旅が、慎重に丁寧に語られています。
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『喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと』
ピンときたらぜひ、「本」を手に取ってください(ネットで情報を集めるのではなく)きっと良いものが伝わることでしょう。
数多くある臨死体験の本のなかで、このケースは、末期癌(悪性リンパ腫)から奇跡的治癒を遂げたことが特異です。入院中のことでしたから複数の医師によって確認されていますし、今でもネット上でデータが開示されています。
著者は、全身にひろがる癌で「死」の近くに行き…戻ってきてから、すべての癌が短期間のうちに一つ残らず消えたのです。
「奇跡だから」「生き返った?から」特別なひとだ、エライんだ、聖人なんだ、などで紹介しているわけではなく…
一人の女性が、自分の人生の中で、真摯に自分に向きあい、もがき苦しみながら、みずからに気づいて行った過程が追体験できることが、すばらしい。
こういうことは、とても繊細で、非常に言葉になりにくく伝えにくいことだと思うのですが、インド、香港、英語文化圏、多くの文化のなかで培ってきた感性と知性と、豊かな表現力で、わかりやすく親切に語ってくれています。シンプルこそパワフル!まったくえらぶっても説教臭くもなく。むしろ、現実的常識的。大切なことを伝える姿勢は、こうでありたい、の見本。
動画(日本語字幕付き)もどうぞ。人柄が伝わります。
動画
Dying to be me! Anita Moorjani at TEDxBayArea(日本語字幕あり)