患者さんにお教えしていることのなかから、人気のある特効ツボを紹介しています。
目次
水太り、下半身むくみなど…の原因は水分代謝の不具合です。そんな時にはこのツボ。
大雨、台風、湿気などの、湿邪に対応するツボでもあります。
★ツボは、おなかや腰や肩など広い範囲なら小豆灸がおすすめ。台座灸ならさらに効果が上がります。何も使わないでも、ツボは効果が出せます。指や掌で、ツボ周辺を「気持ちよく」なでたり押したり揉んだり、ほんのりあたたかくなるまでやさしく刺激してください。
水分(すいぶん)

身体の中心線上で、おへそから指幅1本上がったところです。
水道(すいどう)

おへそから指幅4本下がり、そこから両わきへ指幅3本ずれたところです。
曲池(きょくち)

手のひらを上にして、肘を曲げると、肘の内側に横じわができます。その横じわの線上で、親指側の先端にあります。(両腕)
足三里(あしさんり)

膝蓋骨(しつがいこつ)のすぐ外側にあるくぼみから、指幅4本下がったところで、すねのふちにあります。
三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの中心から、指幅4本上がったところです。
復溜(ふくりゅう)

内くるぶしの中心から指幅3本上がったところです。アキレス腱の前縁を押すと痛みのあるところです。(両足)
腎兪(じんゆ)

直立した時、肘が脇腹にあたる位置と同じ高さの背骨から、左右外側へ指幅2本ずれたところにあります。
合谷(ごうこく)

手のこうを上にして、親指と人さし指の付け根のあいだを指で押すと痛みのあるところです。(両手)
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ツボの使い方 色々を紹介…
- 優しくなでる。ほんのりあたたまるまで
- じわーっと押す。1回の刺激は軽く、ものたりないくらいにして頻度を上げると効き目がたかく、安全です。
- 手持ちのもので温める。カイロ、蒸しタオル、ドライヤー。
- 手に入りやすいもので温める。こんにゃくをゆでて。塩を炒って。(日本で昔から行われていた家庭療法)
- レンジで簡単!な、小豆灸で温める。
- お灸で温める。効果抜群、一番やってほしい、ぜひ取り入れていただきたい、日本古来の自然療法。安全で質の良いお灸を使えば、だれでも簡単にできます。お灸教室も開催しています。
★自分で自分をラクにするおうち灸教室…「自分と仲良く自分に優しく」
お灸の選び方
お灸は、価格ではなく、質で選ぶと、より効果的、安全、しかも気持ちが良いです。手に入りやすい良質もぐさのおすすめは以下です。せんねん灸(セネファ)というメーカーは、とてもしっかりしていて信頼でき、消費者対応も丁寧。せんねん灸ホームページでは、お灸情報、ツボ情報もいたれりつくせり。かゆいところに手の届くラインナップです。
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★できれば一度は 東洋医学治療家の治療を受けて体質を十分にみてもらったうえで、個別指導を受けると安心です。