「ホリスティック偉人&名著」カテゴリーアーカイブ

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人&名著】の名言を、Twitterでつぶやいています。…とも治療室的解説。ピンときたらネット検索ではなくぜひ原典をお手に取り下さいませ。きっと良いものがじかに伝わると思います。

『ユング心理学入門』河合隼雄(かわい はやお、1928年6月23日 - 2007年7月19日)【ホリスティック養生の名著】

 

こころには構造がある

「こころの問題」について考え続けた臨床心理学者・河合隼雄さん。

河合隼雄さんに長年治療を受けていた方にお話を聞いたことがあり、その お人柄に ずっと興味がありました。

最初に 手に取ったのが、『ユング心理学入門』。

 

ユングと、河合隼雄さんを、同時に味わえる名著で、足掛かりとしてはとってもおススメ。

ツイッターでは河合隼雄さんの名言をつぶやいています。興味を持ったら、ぜひ、著作を手に取ってみてください。ピンときたものから。図書館にもあると思います。

著作は、手に取って直に読むのがほんとうにおすすめ。ネットではなく。ぜひ。五感で感じてみてください。

ほかには、こちらもおススメです。

日本人のこころのあり方や文化の独自性を見つめ直し、他者といかに関わるか に興味がある方に…。

『昔話と日本人の心』

『神話と日本人の心』

『ユング心理学と仏教』

とっかかりやすいのは『こころの処方箋』。ロングセラーです

一般財団法人 河合隼雄財団はこちらです。

 

 

HPより

河合隼雄は、ユング心理学を出発点とし、広く臨床心理学という学問領域をリードするとともに学術・文化・芸術にわたって創造的で多様な仕事を行いました。
一般財団法人 河合隼雄財団は、河合隼雄の遺志を受け継ぎ、現代社会を生きる人びとのこころを豊かにし、日本文化の発展に寄与することを目的として設立されました。
主たる事業として2つの賞を設け、河合隼雄の思想と研究の根幹をなす「物語」を中心に据え、様々な世界を読み解き、個々の人びとを支えるような生き生きとした物語を創出した著作を顕彰いたします。

「生きてるって、幸せー!」…名著です。

「生きてるって、幸せー!」

その言葉、そのまま、を日々感じられるー生き方考え方のコツ満載の名著。

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田口ランディ (著), 山田スイッチ (イラスト)

実際、いのちは、生きてる事自体が、奇跡。まさに、[生きていること自体が幸せ]なのですが、えてして私たちは、そのことを忘れてしまいます。

なにか「道」をきわめたり、太古の知恵の心身トレーニングをよい師匠についてやったり 身につくような 生き方考え方のコツが、

わかりやすく、平易に、語られています。

“ほんとうのこと”、を、わかりやすく平易にかたる、は なみたいていのことではありません。じわーっとしみるその滋養をぜひ味わってください。

田口ランディさんのTwitter(@randieta) · 

イラスト 山田スイッチさんnote(https://note.mu/yamadaswitch)も とても素敵です。おススメ。


著書の一部をご案内します。

いのちのエール - 初女おかあさんから娘たちへ 

 

 

もっとコアに読みたい方には、「会員制のウェブマガジン」がお勧めです。わかる人にはわかるとっておき…な企画。「今日すぐ使える実用」がもりこまれています。

Spiritual magazine「ヌー!」

Spiritual magazine「ヌー!」

 

「整体協会」の創設者、野口晴哉(1911-1976)【ホリスティック養生の偉人】

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、Twitterでつぶやいています。どんな人かといいますと…(とも治療室的解説です)

お写真を拝見しても、著書を読んでも、とにかくひたすら「かっこいい」のが、はるちか先生です。

明治四十四年九月、東京・上野に生まれました。おじさまが漢方医で、幼いころから医学にも親しみ、さまざまな読書に明け暮れていたそうです。

大正十二年、十二歳の時に関東大震災。苦しむ人に思わず手をかざしたところ快復、これをきっかけに治療家としての道を志すしたという伝説があります。 つまりは、サイキック、超能力者。

数々の研究、名言… 体癖(体の癖)など とも治療室でも臨床的に使っている多くの知恵を残されました。

また、身体はバランスをとるために症状を起こしているという考え方などは、ヒポクラテス医学、東洋医学、バッチ哲学、数々の伝統医学伝承医学にもそっていて、納得できるものばかりです。

はるちか先生は、17歳で 「健康に生くることが自然順応の姿である」=『全生』という 考え方を、発表し、「活き活きと生を全うする」を唱え続けました。

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はるちか先生の言葉。

生くるものはいつかは死ぬ也。それ故生きている也。
されどいつか死ぬに非ずして刻々死している也。
笑っていても泣いていても、死につつある也。
その死につつあるを生きていると申している也。
十日生きたる人は十日死んだる也。
刻々に生きている人あり、死んでいる人あり。
利害得失に追い廻され汲々としている如きは、
生きているのは利害得失にして、人は刻々死んでいる也。
知識に追われ、毀誉褒貶(きよほうへん)の為、他人の顔色に使われている如きも又同じ也。
この刻々に死につつある人世に生くること、全生の道也。
溌剌(はつらつ)と生きた者にのみ深い眠りがある。
生ききった者にだけ安らかな死がある。

 

 

はるちか先生 野口晴哉関連参考書

この世に「聖なる楽園」をつくった Eileen Caddy【ホリスティック養生の偉人】

アイリーン・キャディ Eileen Caddy女史は、北スコットランドの「聖なる楽園」フィンドホーンの創設者の一人。

1917年、エジプトのアレキサンドリア生まれ。直観に基づきフィンドホーンを建設しました。フィンドボーンがどんなに特別な場所かは、一口には説明できません。

訪れれば、心が安らぎ、コミューンの中での交流を通して様々に気付きがおき、「本当に大切なことは、一人ひとりが心の中の声を実行することだ」と、悟る。そんな場所のように感じます。

結局、女史がいらっしゃる間に、この地に訪れることも、女史にお会いすることもかなわなかったけれども、たくさんの良著をのこしてくださいました。

とも治療室の基本姿勢、花療法哲学や、東洋哲学とも 重なり合う部分が多いお考えです。ただし、かなりスピリチュアル。

とも治療室では スピリチュアルニュアンスを、あまりつかわないでいるのですが、(誤解や、誤用のリスクがあるので…)

結局、ひとのこころの平安、身体のらくさ、生活の質のしあわせさ、を追及すると、みな、同じ山を登っているのかもしれません。

アイリーンキャディ関連参考書

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、Twitterでつぶやいています。

自分の‘女性性’とむきあうことの、大切さパワフルさ。

images女性専門プライベートサロンでは、リラックスした親密な空間ならではの…他では言えないような…秘めたお話を様々うかがいます。なかにはデリケート分野のお話も…。

そんなデリケート分野について、女性目線の、画期的な!実用書が、出版されています。

勇気をもってご自身の体験をシェアなさった著者の原田 純氏(径書房女性編集者60歳代)に、敬意と感謝をささげます。多くのお産にかかわってこられた助産師たつのゆりこさんの濃密なノウハウ満載。

『ちつのトリセツ──劣化はとまる』……人生が変わる膣ケア 径書房 原田純著

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の本】の紹介を、Twitterでつぶやいています。★

★患者さんへ。興味あればぜひお声掛けください。


自分をまるっと受け入れると身体も心もやわらかに

とも治療室では、心身両面、その人まるごとの「ホリスティックトリートメント」をしています。そのなかでこんなことがおこります。

他人に話すのをためらうことでも、安心な場であれこれ話しているうち、慣れてきて、うっかり!?本音がいえるようになる。

そのうちに、自分を現実を、直視できるようになる、今のありのままの自分をまるっと受け入れられるようになる。

治療でからだが、花療法でこころがひらかれ、

自分が、自分の内面や、秘めていることに、向き合ううち

特にご自分の‘女性性’と ご自分が素直にむきあうときに、

身体も心もやわらかに変化するにつれ。症状(婦人科系の…生理痛とか…更年期障害とか…そのほか肩こりや便秘とか)がいつのまにか楽になったり…。妊活がうまくいったり… 恋活が成就したり… パートナーとの関係が良くなったり… 不思議な作用が生まれます。 いのちの、パワフルさ、ミラクルを、実感する瞬間です。

 

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ただ、デリケートな女性性そのものについて、最初から話せるかたは、まだまだレアケースです。

たとえば、女性器関連症状の訴えをしていても、どうやら、東洋医学的な対応を求めてのこと、実際的にはあまり話題にしたくなさそう…だったり。そんなケースでこちらからデリケート分野について話を切り出すことは簡単ではありません。

でも、とも治療室の臨床経験から、女性性の回復はほんとうに大切なこと、と確信があります。

この本』では、その経過を、追体験できるのです。

というわけで。

まだ手探りですが、患者さん等のために書いているブログやTwitter等でちょっとずつ、この本』を紹介していこうと思います。

百問は一見にしかず。

この記事や、上記リンクなどを見て、ピンときたら、ぜひ、書店で、手に取ってください。著者各氏と版元さん、そして書店さんを応援するためにも、ネット検索で内容を知るのではなく、ぜひ買っていただきたい。

愛情込めて作られ、愛情込めて運ばれた、本というモノから、いいものが必ず伝わることでしょう。

 

ダウンロード

自分に合った方法を探すヒントとして。

 

『ちつのトリセツ──劣化はとまる』……人生が変わる膣ケア 径書房 原田純著は、

今まで一般に語られることのなかった、プライベートゾーンについて、痒い所に手が届く素晴らしい本です。

へえええ! 知らなかった!!!と、驚かれたり、誰かに話したいほど、わくわくし、実践なさるうちにハッピーになっていかれる方もおられます。

逆に、なかなかとりくみにくかったり、壁にぶつかったりして、私ってだめかも…とがっくりしちゃうかたもおられます。多くの場合、未体験ゾーンですから。でも、その体験こそが大事。自分を知る、のプロセスです。気がつくことから、癒しは始まります。誰かに言われたこと、何か思い込んでいたことから解放され ありのままの自分を知る、感じることにもつながっていきます。

 

まずは、自分に合ったセルフケアを探す「ひとつのヒント」として読んでいただければいいと思います。

「ちょっとずつ、慣れていく」その方法が、しっかりと著書に書いてありますから、何度でも、好きな場所からぱらぱらめくってみてください。

 

注意深く観察して、不要な影響を排除して

インパクトのある内容だけに、特に、ご注意いただきたいのは、

デリケートな分野なので、マイナス情報、ネガティブイメージにならないように、注意深く ご自分を観察して、不要な影響を排除していただきたい、ということです。恐れや心配が残らないように…ある程度、理性で。

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こうだったらこうだ!ということは、ないのですし、なにがなんでもこうしなければ、ということも、養生には、ないです。「自分の女性性と向き合う方法」は ひとそれぞれです。自分と向き合う、なにかの、とっかかりになれば、それで十分。

養生法は、人生のあゆみ、人生哲学とおなじ。どんなケアを選ぶかは、人との出会いと同じ。じっくりじっくり。とりあえずはやれることをやってみて、メリットがあればやればよし、なければやめればよし。

 

全てご自分との対話。

全てご自分との対話。必要なだけの時間と準備、のんびりと自分本位のペースでなさってください。

ご自身が幸せで楽なのが一番大事。

こうしなきゃいけない、こうなっていない!などと 気にすることなく…

 

 

養生法はすべて個別対応が王道です。

「情報」だけでは、一方的。「ネットのうわさ、口コミ」は不平等なことが多いです。

まずは、「書物」を手に取る。そして、きがむいたところから虚心坦懐にやってみて、知性や理性感性を総動員。

成果を分別し、本当に自分にとっていいとこだけを、取捨選択する。

信頼できる他者に、定点観測してもらえればさらによいでしょう。より、安全です。

著者原田氏も、たつの氏の個別指導によって、ここまで到達できたのですから、書物を読んだだけで同じ境地に至らなくても まったく気にすることはありません。

豊かで幸せなセルフケアを探していこう♪

ご自身にあったやりかたで、ご自身にぴったりの豊かで幸せなセルフケアを、ゆっくりゆっくり探していただけば、と願います。

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著者のことば。!ここ最重要ポイント!

【無理は絶対にしないでください。日本人女性は、自分の体にさわることに慣れていないので、嫌悪感や罪悪感をもつ方もいるでしょう。緊張したり、恐怖を感じたりすることだってあるかもしれません。
そんなときは、アロマやキャンドルなどを使ってリラックスできる雰囲気を作り、楽な気持ちで、自分の体をいとおしみながら行ってください。穴のケアは、リラックスして、不安なく行うことが大切だからです。】


images (2)参考リンクは以下


【人生が変わる膣ケア/径書房原田純▼自分の欺瞞に気がついて、私は自由になりました。私は、たつのさんの教えだけでなく、自分のその体験の経過や結果のすべてを、包み隠さず書きました。】


【ちつのトリセツ 劣化はとまる – こみち書房】「まさか、嘘でしょ!?」と、叫びたいぐらいの、いえ、実際に叫んだほどの、衝撃の連続でした。以下に、改善された不調をざっと並べてみます。

☆若いころから悩んでいた、冷え症改善。
☆浣腸を常備するようになり、病院に行こうかと悩んでいた便秘が解消。
☆子どものころからの猫背が、いつのまにかシャンと伸び、
☆「カッコ悪いなあ」と思って、ずっと気にしていたお尻のへこみも改善。
☆気づかずにいたら手術することになっていたに違いない、子宮下垂が改善。
☆これも気づかずにいたら、間違いなく手術になっていたはずの直腸瘤は完治。
☆カチカチになっていた膣は、やわらかくなって、うるおいを取り戻し、
☆頭痛、肩こり、腰痛もほとんどなくなり、
☆なんと、巻き爪まで完治!

まったく、信じられないほどの効果でした。

 

ネット書店リンクは以下

ありのままで、微笑んでいられたら…素敵です。【ホリスティック養生の偉人】

detail_photo02尊敬するクリスチャンの女性(80代)に勧められて読んだのが 渡辺和子さんのインタビュー記事、それが出会いでした。

もう何年も前のことです。そこで語られていたこと、そのまんまが のちに、単行本になったのは嬉しかったことでした。

 

宗教家である親しい人尊敬している方は、まわりに、多くいます。

 

この本に書かれている言葉は、うわべではなく本当にそのまま、この文章のままの方なのだろうなあ。と、それらの知人偉人を思い浮かべながら思うのです。

 

力まずにありのままで、ふんわりとほほえみ、

優しい空気を まとう彼女らのこと、

あの境地は真似できない…!、というのではなくて

あこがれながら、歩めるぶんだけ すこしずつ、そおっと近づいていきたいものです。通い合いものがあるからこそ惹かれるのだから。

 

ふと思い出したら、勇気づけられるような言葉の花束。

置かれた場所で咲きなさい /渡辺 和子

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、Twitterでつぶやいています。

キリスト教カトリック修道女。学校法人ノートルダム清心学園理事長1927年2月11日 - 2016年12月30日

 

ハワイの伝統医療の知恵を広めたモーナ女史【ホリスティック養生の偉人】

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、Twitterでつぶやいています。どんな人かといいますと…(とも治療室的解説です)

モーナ・ナラマク・シメオナ女史は、 ネイティブハワイアンの伝承医療の専門家として、活躍した女性。

Sith-Hooponopono創始者(1913-1992)

今や 名高い「ホ・オポノポノ」は、ハワイの伝統医療の知恵なんですが、それを今の時代に合わせて発展させたのがモーナ女史。

元は、医療だったのですよ! まさに養生そのもの。

モーナ女史は、医療施設や大学機関を含めた世界中でこのトレーニングの講演、指導にあたりましたが、国連に招聘されて行ったトレーニングは3回もあり世界的にも注目されていました。

今は イハレアカラ・ヒューレン博士が有名ですが、私はモーナさんを尊敬しており、医療者としてぜひともお会いしたかったです。なんともいえず優しいお顔です。

ホ・オポノポノってなに?と思われたら、図書館にもあるので本を1冊ぜひ手に取って読んでください。ネット情報は玉石混交、どんなものでもちゃんと知りたいと思ったら、どんなだれが書いたかわかる書籍がおすすめです。

「クリーニング」「4つの言葉」など、独特な考えが出てきます。マイナスなことを考えてぐるぐるするのを止めるのに役立ちます。一種の行動療法?

参考写真を載せます。

ホ・オポノポノの本2冊と、ブルーソーラーウオーターを作る瓶(濃い青い瓶で作れます、これくらいの色の空き瓶でOK)クリックすると詳細に飛びます


エリザベス・キューブラー=ロス Elisabeth Kübler-Ross;1926〜2004年【ホリスティック養生の偉人】

Elisabeth Kübler-Ross;1926〜2004年は、スイスの精神科医。

Elisabeth Kübler-Ross
Elisabeth Kübler-Ross

BS特番が詳しいです。肉声の収録がとても貴重です。これを見ていただくのが一番と思います(NHKさんありがとう!そして消えませんように!)

 

素晴らしい洞察 優れた言葉をたくさんのこしておられます。(Twitterで著書抜粋をときどきつぶやいています)

 

今日の「ホスピス」の先駆者。「死」と「死ぬことについて」数々の名著を残しています 。

おそらく、「死の受容のプロセス」という言葉を聞いたことがあるのでは? 「キューブラー=ロスモデル」ともいいます。

 

 

 

主な著書はこちら

恐れずに本当の自分を生きたいと願うすべての人に。A.ムアジャーニ【ホリスティック養生 名著】

アニータ・ムアジャーニ(Anita Moorjani 1956年. シンガポール生まれ インド人)という一人の女性が、本当の自分を発見し、受け入れるまでの長い旅が、慎重に丁寧に語られています。

Anita Moorjani

『喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと』

アニータ・ムアジャーニ (著)

アニータ・ムアジャーニ

ピンときたらぜひ、「本」を手に取ってください(ネットで情報を集めるのではなく)きっと良いものが伝わることでしょう。

数多くある臨死体験の本のなかで、このケースは、末期癌(悪性リンパ腫)から奇跡的治癒を遂げたことが特異です。入院中のことでしたから複数の医師によって確認されていますし、今でもネット上でデータが開示されています。

著者は、全身にひろがる癌で「死」の近くに行き…戻ってきてから、すべての癌が短期間のうちに一つ残らず消えたのです。

「奇跡だから」「生き返った?から」特別なひとだ、エライんだ、聖人なんだ、などで紹介しているわけではなく…

一人の女性が、自分の人生の中で、真摯に自分に向きあい、もがき苦しみながら、みずからに気づいて行った過程が追体験できることが、すばらしい。

こういうことは、とても繊細で、非常に言葉になりにくく伝えにくいことだと思うのですが、インド、香港、英語文化圏、多くの文化のなかで培ってきた感性と知性と、豊かな表現力で、わかりやすく親切に語ってくれています。シンプルこそパワフル!まったくえらぶっても説教臭くもなく。むしろ、現実的常識的。大切なことを伝える姿勢は、こうでありたい、の見本。

動画(日本語字幕付き)もどうぞ。人柄が伝わります。

動画

Dying to be me! Anita Moorjani at TEDxBayArea(日本語字幕あり)

 

佐藤 初女(さとう はつめ、1921年10月3日 - 2016年2月1日)【ホリスティック養生の偉人】

森のイスキア今日もふっくらおいしそうに炊き上がったごはんが輝いている森の中に憩いの場、やすらぎの場をつくり、「食はいのち」と訴え続けてきた佐藤 初女さんは、「おむすび」をはじめとする料理で有名な福祉活動家、教育者として知られます。

青森県の岩木山のふもとで、救いを求めて訪れる人たちの癒やしの場「森のイスキア」は、1995年に公開された龍村仁監督による『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』で有名になりました。

女優・大竹しのぶさんや、総理大臣夫人・安倍昭恵さんなど数多くの有名人が「おむすび」を学んだことでも有名です。

直接彼女にお会いした知人の話をきくと、そのおいしさ、たたずまい…がじんわりと伝わってきます。

著書もたくさん出ています。

そっとひらくと、ふんわりと優しいものと、そして凛とした強いものが同時に立ち上がってきます。

 

日本のマザーテレサともいわれる彼女の伝えてきた大事なことが、著書から感じられます、どうぞ、ぴんときたらお手に取ってみてください。

「食はいのち、食は生き方。」…

とも治療室で 患者さんに、折に触れ話していますが ほんとうに、私たちの命は、食べるものでできています。

食べるものの質をよくすること、丁寧に自分の口に入れるものを選び、あつらえることは、自分へのなによりの愛情です。

全部を、最高のものにしよう、とするのは、気が重く 忙しい現代人はかえって疲れてしまうかもしれません

自分の暮らしの中の、ほんの一部でもいい。

いっぱいのお白湯でも、心をこめれば、ごちそうにもなります。そんなことからはじめてみましょう。

そして、「心のこもった食べ物」をみつけて味わいましょう。丹精込めて作られた、食材もよし、飲食店でもよし。

そんなくりかえしのなかで 自分なりの食の原点 が 培われてきます。

初女さんのことばのなかには、そんな、食の原点へ導いてくれるヒント、宝物がたくさんあります。