春分です。この時期のリセットに、おススメの薬草茶 

春分です。昼と夜の長さがほぼ同じ日。西洋占星術などでの最重要タイミングのひとつで、いわば「空の元旦」。

この日、太陽は真東から昇り真西へと沈んでいきます。

古来、極楽浄土があると言われいる真西は、一年で最も極楽浄土に近付く日。なので、この日を挟んで前後7日間にお墓参りするといった風習が生まれたといういわれがあります。

春分

 

一年の計は元旦にあり…、今日、空の元旦の日に、ほんのすこし、今日からの自分、今日からの一年、を、考える時間を持ってみてはいかがでしょうか。

一年で最も極楽浄土に近付くころといわれるこのころ、年度替わりなどの生活の変化に伴い、心身も乱れがち。

意識的に、落ち着いた時間を取って、いったんリセットするのがおススメです。

そのおともには 温かい飲み物を。

今の季節には、

菊花、ミント、カモミール、薔薇のつぼみや花びら、そして酸味のあるローズヒップ(酸味が強いものは少量にとどめること)などのハーブに、

クコの実やナツメ、中医学的に補う働きのあるものをプラスする薬草茶がおすすめ。

自分の直感でミックスして 好みのブレンドを探してみてください。リフレッシュします。

色合いがきれいなので、ガラスの器を選ぶと楽しいです。

身も心もほっこり、します。

参考文献リスト

薬膳を知りたい方へ、こんな参考文献があります。(中医学、東洋医学、薬膳、はたいへん奥が深く、歴史も長く、したがって諸説あります。どの本も、自分の体を観察しながら活用ください。)

大人世代の漢方入門(オススメ!)

早乙女 孝子 の いつもの食材効能&レシピ帖―漢方の知恵を毎日の食卓に 食材338点レシピ151点
いつもの食材 効能&レシピ帖 | 早乙女孝子 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

武鈴子著、からだに効く和の薬膳便利帳、一般社団法人家の光協会(2012)

高橋楊子ら著、体質・症状・年齢別東洋医学で食養生

 

医療費控除の明細書は自作がおすすめ。

確定申告の医療費控除について。

当院の治療領収書は 医療費控除に使えます。

患者様皆様にお伝えしていることをまとめておきます

医療費控除の明細書は自作がおすすめ。

ダウンロードする明細書や、ネット上の計算式では、交通費が漏れやすいです。

明細書は自作がおすすめ! Excelなどで計算すると、交通費の漏れがありません。

別表を自作して印刷して添付し、確定申告の所定欄に合計金額だけ記入するとスムーズです。

【年間まとめての領収書もお出ししています】

1枚で済むので簡単、ちょっぴり エコ。

【領収書添付は不要→5年保存】

★医療費の領収書の添付又は提示は必要ありません。ただし、明細書の記入内容の確認のため、確定申告期限等から5年間、税務署から領収書(医療費通知に係るものを除きます)の提示又は提出を求められる場合がありますので、領収書は保管。

【交通費も医療費のうち】

ダウンロードした明細書を使う場合は、「□その他の医療費」欄は、通院費などがある場合にチェックし 交通費を記入することになります。何回分として年間まとめてでOK。

いつもは、電車の通院費だけど この日は、ぎっくり腰で階段を登れず、歩けずで、タクシー通院した、も、通院費に入りますので、タクシーで領収書をもらってください。(ちなみにマイカーでは通院費になりません)

医療費控除の対象となる医療費

詳細はこちら。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm

治療費としているのは

鍼灸治療院の領収書の但し書き、「施術費」のほうが多いかもしれません。治療と言わず施術と表現することも、

当院では、治療費として、としています。師匠筋や大先輩がそうなので、自然にそうしています。さらには「とも治療室」と屋号までにもそれを入れ込んでいます。

いま改めて味わってみると、治療と施術では、ベッドサイドに立つ心意気がどこか違うようにも何となく思うのです。

鍼灸治療院が「治療」と表現することは、「医療類似行為」だけに微妙ではあります。今ネットで検索するとそういう文言があれこれ出てくることでしょう。実は ネットなどなかった古い時代から、慣例で得てきた既得権でもあるのです。私の先人たちが守ってきた、既得権を私も守るため、という意味合いもあります。

江戸時代は、世界でもトップクラスの東洋医学が日本にありました。戦争に負け、東洋医学伝承医学はいったん消されたけれども、それでも 先人たちがしぶとく守ってきたものは確かにあります。その手ごたえを感じながらベッドサイドに立っています。

そのひとつが「治療費」ということばなのかもしれません。毎日、領収書を書くたびごとに、すっと背筋が伸びる思いです。