【とも治療室から患者様方へ☆新年号】

立春をすぎました。暦上は春、春の花も咲き始めました。

お役に立ち養生情報など限定公開。
まだお読みでない方は
お時間ある時、気軽に ご一読しください

まず最初にイベント告知から
(臨床では話す暇がなかなかないのでこちらにまとめました。
参加申込:(患者様クライアント様は)
いつものメールアドレスにご一報ください

<募集中>黄金色のはかなくもパワフルな花びらを、黄金の水で蒸留【蝋梅(ロウバイ)蒸留会 3月 8日 (土曜日)11時~

おむすびによせて(院長のつぶやき)

 

<2025とも治療室イベント>


…皆様のお体が健やかで、お気持ちが平和な新年になりますよう…祈りを込めて 立春に向け したためました。

目次をみて、興味をひかれたところから、お読みください。
養生は人生そのもの、ひとそれぞれ。
気が向くところを、いいとこどりで、どうぞ。


<2024はどんな年でしたか?>

2024年は、元旦の能登地震からのはじまり、終わらない戦争、様々な事件、気候変動など、揺れ動いた一年でした。…皆様の人生にとって 2024年はどんな年でしたか?

<自分はどうしたいんだろう?>

もう何年も続いてきた 社会の暮らしの激動のなか、知らず知らずに 自分てなんだろう? 自分は本当は何をしたいんだろう? と、内省が深まる、そんな流れを、臨床のなかで、ひしひしと感じています。

そこで、ひとつ、新年をスタートするのに役立つ小さなワークをご案内します。マインドフルネスの第一人者の一人、木蔵(ぼくら)シャフェ君子さんの楽しいワークです。

「しいたけさんとジャーナリングで2025年を最高の年にする4つの秘訣」


<自分にはどんな長所があるだろう?>

自分は何者か? は 誰にとっても尽きぬ探求課題ですが、
中でも「よくできるところ」「長所」「得意」を知ることは、楽しいし元気になるし自己肯定感が高まってオススメです。

自己探求ツール「VIA(ヴィア)強み診断テスト

コーチング第一人者からおそわった自分探求ツールをひとつ、ご紹介します。高性能なのに、(なぜか)無料です。ゲーム感覚でやってみてください。結果は臨床時にぜひ教えてくださいね。

VIA:25年 46言語で利用可能な評価ツール 日本語の解説ページ ★強み診断ツール『VIA-IS』使い方

大人向け(VIA研究所):http://www.viacharacter.org/Survey/Account/Register


<今自分はどんな状態だろう?>
東洋医学・中国医学から見ると…

今の自分がどんな状態か…、を、臨床では、東洋医学・中国医学からアセスメントします。結果、ご自身で

「自分が思ってたより疲れてた…」「知らないうちにここがこんなに冷えていた」「あー私、力が入ってたんだ。抜けてみて初めて分かった」「私こんなにも頑張ってたんだ~」。。。

いろんな気づきが自然とおきてきます。(個人差があります)

自覚して、はじめて、はじまる、癒しのプロセス。

も、自然と進んでいきます。

実は意外と大きい心と身ストレス

私たちは生活の中で、常に小さなものから大きなものまで 肉体的にも精神的にもストレスを感じています。

程よいストレスは行動の原動力にもなりうるのですが、問題は、自分がストレスを感じていることすら気が付かず、対応できないこと。

こうなると自律神経がどんどん疲れてていきます。例えば…今の私の疲れ具合 どれくらいかな? の 目安として、こんな症状がないかチェックしてみてください。

気虚・血虚・水滞等の症状(一例)

気虚 倦怠、疲労、食欲不振、元気がない 気分が晴れない だるい
気力がない 疲れやすい 胃もたれ 食欲がない
お血 冷え、頭痛や関節痛 あざ しみ、クマ しもやけ 唇の色が悪い 痔 肌のざらつき
血虚 乾燥、足がつる、動悸、不眠 皮膚乾燥 目のかすみ 肌荒れ 顔色がわるい 髪の毛が抜ける、細くなる
水滞 頭痛、めまい むくみ 立ちくらみ 喉の不調 車酔い

ストレスは生命エネルギーである「気」を消耗させるため、東洋医学的には「気虚」「血虚」「水滞」的な状態・・・西洋医学的ないいかただと「自律神経失調」的な状態が、同時に、次々に、あらわれてきます。

ここを、とも治療室は中国医学・東洋医学※でケアしていくわけです。触れるだけの鍼等、とことん優しい治療の中身は ガチの中医学&日本伝統東洋医学。

(※言葉の使い方は臨床家ごとに違います。東洋医学は一人一流派、と私は言っています。東洋医学と中医学と日本伝統東洋医学はどう違うか? 実は違うのだけど、まあまあざっくりひとまとめに東洋医学と言い表すことが多いです。)

だからこそ本質からの「治癒」につながっていきます。

とも治療室の治療は、気持ちよい、幸せ~ ってお言葉をよく頂戴しますが、これは、東洋医学という、西洋医学とは別系統のサイエンス、医学=先人の叡智・長く深い歴史の上に成り立っています。

自律神経失調(=自律神経が疲れているという意味)の状態例

✔だるさ ✔ほてりや熱感 ✔むな苦しさ ✔めまい ✔不安感 ✔便秘や下痢 ✔冷え ✔動悸 ✔口やのどの不快感 ✔息切れ ✔息苦しさ ✔手足のしびれ 違和感 ✔残尿感 ✔汗がきになる ✔焦燥感 ✔疲労感 ✔耳鳴り ✔肩こり ✔頭痛 ✔頻尿… など。自律神経は さまざまに関係しています。

とも治療室では、心身両面からお手伝いしています。

これらは、西洋医学の病院にかかるほどではない小さなことかもしれません、でもどれもたいせつな、あなたの身体の声なのです。

未病といって 病院に行くほどではない状態は、意外に生活上不便というか困った感、もやもや感は、じわじわ 知らないうちに QOL(生活の質)を下げていきます。

病院では検査しても原因がわからない、手だても今一つなかったりします

とも治療室では、未病を早期発見し、じっくりお手当てすることで、ご自身がよりイキイキと、生活がより楽に、身体が楽に、心も軽くなるよう、お手伝いします。

未病は、今までの人生の集大成による「身体の声」。
まったくなくなるにはそれだけの時間とプロセス(生活改善、ストレスケアなども)が必要なことが多いです。

自分の身体の声に耳を傾ける事、それ自体が尊い

自分の身体の声に耳を傾ける事、それ自体が尊い、とても意味がある 尊いことだと、河合は感じ。
臨床のなかで「自分を感じる」「自分の身体との会話」を。花療法の中では「今の自分の気持ち」への気づきを、大切にしています。


なぜ、「季節ごとのケア」が有用か?

とも治療室では、定期的継続的ご利用をイチオシしております。私たちのいのち、心身には、四季の移り変わりが反映されているからです。

季節が巡るごとに移り変わる。陽が極まるとき、陰が育ち始めていく、というのが、東洋医学の考え方です。

花芽が初秋にでき、冬の間に色を蓄え、春に美しく咲くように。冬の養生が、夏の体調を支えます。今のお手入れは、次の次の季節(下図)のあなたの体を支えます。

陽極まれば陰となる
陽極まれば陰となる

いのちは、いきているかぎり、終わりはない循環です。自分のお手入れはず〜っと地道に長い目でやっていくのがよいのです。一人ではなかなか難しい気づきは、専門家の手を借りた定点観測を。

これこれの症状を取る!ために今だけ、という目的設定だと、狭すぎて 実はかえって遠回りになります。

「楽しく」「面白く」「気持ちよく」自分を感じる自分へのお手あてが、自然に習慣化し、プロセス自体が幸せな時間になるよう… じっくりゆっくりお手伝いしています。

季節や人生ともにうつりゆく、
身体の変化 自分の変化 心の変化を
怖がりすぎることなく 辛すぎることなく、
プロセス自体を味わい尊び面白がりながら、
深い自分への慈しみのなか
十全に生き歩んでいかれますよう、

皆様のイノチをお手伝いすることが、河合の何よりの喜びです。引き続きお手伝いさせていただけますよう
心よりお願い申し上げます。

河合リコ拝


ホリスティック鍼灸治療(はり・灸・アロマ・花療法)