治療とは──いのちを ととのえる こと

「治療」という言葉を、薬や手術のことだと思っていませんか?

現代では、そう感じている方も少なくないかもしれません。
けれど 本来、「治療」とはもっと広く、深く、
いのちの全体に向き合う営みを指す言葉のようにおもうのです。

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■ 「治療」という言葉の語源

「治療(ちりょう)」という漢字には、こんな意味があります。

治(ち) … 乱れをおさめ、整えること
 例:治水・自治・政治など。秩序を取り戻す、整えるという意味です。

療(りょう) … 手をかけて癒すこと
 いたわり、寄り添い、からだと心に働きかけること。

つまり「治療」とは、
乱れた状態を整え、丁寧に「手当て」し、癒されていくためのお手伝い

「症状をとること」だけでは終わらない。
乱れをおさめ、整えることで おのずと、
人のいのちが 本来の輝きへ戻っていく……

そんな自然の営みなのだと感じるのです。

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■ 鍼灸治療は「本来の治療」のかたち

とも治療室では、
この「治療」の原点に立ち返り、
鍼灸や東洋医学の知恵を通じて、いのちを調える場をそっとたいせつにしています。

・部分ではなく、ひとそのもの、全体
 人生やご自身の物語などの背景の流れまでも みていくこと
ひとりひとりのタイミングとリズムを尊重すること
・ご自身本来の自然治癒力に ただ、寄り添うこと

それが、私が大切にしている「治療」のあり方のひとつです。

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■ いのちを調え、祈るように「手をあてる」

「治療」という言葉には、
深い歴史と、人間へのまなざし、いのちへの祈りが宿っていると感じます。

とも治療室では、
その本来の意味を忘れずに、
出会う場を、たいせつにしています。

古代九鍼

紀元前の中国で漢時代ごろ金属加工技術が発展して精巧な鍼が作られるようになりました。3000~4000前の中国の古い医学書「黄帝内経」には9種類の鍼が記載されています。これが九鍼。古代九鍼といって、国家試験でもよく出題されるものです。

伝統鍼灸は鍼灸治療の1%以下

現在日本の鍼灸院の、99.99%は 現代鍼灸=西洋医学の考え方にそった治療なのが現状です。伝統鍼灸はのこりの1%以下といわれています。

現代鍼灸とは全く違う古代九鍼

とも治療室は伝統鍼灸院です。鍼は、古代九鍼のなかの鍉鍼(ていしん)を愛用しています。

繊細でやわらかく、芯まで ふわぁっ とゆるみ、心も体も同時に楽になっていきます、ただただ眠くなる時も…。

とも治療室のやさしい鍼を、気に入ってくださったら とてもうれしいです。

内側から輝く、本質の光

 自分の力で歩むサポートを

とも治療室は、一人ひとりのプロセスにそっと寄り添い、
ご自身の力で進んでいくことを支えます。

本来の自分とつながるほど、
内側からの輝きは増していくもの。

多くの方が、施術のあとに
「ふわっと軽く、幸せな感じがする」
と話してくださいます。

「帰り道はふわふわ、空を飛べそう」
「しみじみと幸せを感じる」

そんな感覚に、理由はいりません。
内側から自然にあふれる、
言葉にしがたい心地よさ。

東洋医学では、この状態に近い言葉があります。

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内側からの輝き「有神(ゆうしん)」

東洋医学では、
本来のいきいきとした状態を 「有神(ゆうしん)」 といいます。

とも治療室の施術は、
単なる症状の改善ではなく、
この 「有神」 を目指すもの。

❖ 心と体が整う
❖ デトックス・リセット・チャージ・エナジャイズ

この状態は ゴールではなく、プロセス です。
継続的なケアで、心身のバランスが整い、
少しずつ、自然にこの状態へと近づいていきます。

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 いらないものを手放して

❖ 古いパターン
❖ 緊張
❖ 滞り

今はもう不要になったものを手放すことで、
本来のご自身を取り戻すことができます。

「神がある」という状態は、
このプロセスを通じて自然と育まれていくのです。

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 ご自身の命そのもの

有神は 「誰かにもらうもの」ではなく、
自分の中から湧き出る 命そのものの輝き です。

あなたは、宇宙でたった一人のかけがえのない存在。
無限の力と可能性を持っています。

その力を思い出し、
本来の輝きへとつながる道のりを、
とも治療室はそっとお手伝いします。

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美しい「いのちの光」

命の輝きは、
ひれ伏したくなるほどに美しいもの。

皆様の内側から放たれる光をそばで感じられることが、
何よりの幸せです。

少しでもお手伝いできるよう、
日々精進を重ねています。

ピンときたら、ぜひご連絡ください。
心よりお待ちしております。

2024 夏の最後の日

エリザベス・キューブラー=ロス Elisabeth Kübler-Ross;1926〜2004年【ホリスティック養生の偉人】

Elisabeth Kübler-Ross;1926〜2004年は、スイスの精神科医。

Elisabeth Kübler-Ross
Elisabeth Kübler-Ross

BS特番が詳しいです。肉声の収録がとても貴重です。これを見ていただくのが一番と思います(NHKさんありがとう!そして消えませんように!)

 

素晴らしい洞察 優れた言葉をたくさんのこしておられます。(Twitterで著書抜粋をときどきつぶやいています)

 

今日の「ホスピス」の先駆者。「死」と「死ぬことについて」数々の名著を残しています 。

おそらく、「死の受容のプロセス」という言葉を聞いたことがあるのでは? 「キューブラー=ロスモデル」ともいいます。

 

 

 

主な著書はこちら

「湿」対策。 心身をデトックス&リセットする方法。

心身をデトックス&リセットする方法。

スワイショウは、体の循環をうながし、体の中の余計な「湿」(しつ)を「さば」きます。頭スッキリ、肩、背中、腰まで 軽やかに。
ぜひ試してみてください
気持ち良い範囲で。最初は簡単な前後で。慣れてきたらお好みで、様々なアレンジをどうぞ。
「ぜんぜん物足りない」くらいからはじめ、様子を見て負荷を増やしていくと安全です。

 

《前後のスワイショウ》

★中国語で「 甩手 」です。検索すると色々と動画が出てきます。見ればわかる簡単な動作、ぜひおためしを。

【準備姿勢】
立った姿勢、足は肩幅ぐらいに広げて立つ。
つま先は正面を向ける。

【基本動作】

  1. 手を前後に振る。
  2. 前に上がった時は、胸の高さぐらい。
  3. 後ろは、前に持ち上げられた腕が重力の反動で落ちる感じにする。無理に後ろに振らなくてよい。
  4. 力はなるべく抜く
  5. スピードは気持ちよく。

【肌改善♪シミ・そばかす】の特効ツボ

紫外線対策・お肌のケアを、東洋医学メンテナンスで体の中から!

UVケアをするだけでなく、ぜひ体の中から美しく! 顔だけいじるのではなく、身体全体のバランスを整えて 健康的に美しい肌を維持しましょう。

基本は、その周辺で、触って冷たいところ 血行が悪いところ、さわると気持ちよいところ、など、「お灸するとよいところ(治療内かお灸教室で詳しくお伝えしています)」を積極的に温めてください。温め方はいろいろあります、何もなければ、なでるだけでも。お灸を使うとより一層効果的です。

積極的な東洋医学メンテナンスをして、紫外線にまけず、つややかで健康なお肌で美しく、夏をすごしましょう。


合谷(ごうこく)

手のこうを上にして、親指と人さし指の付け根のあいだを指で押すと痛みのあるところです。(両手)


中脘【ちゅうかん】
中脘【ちゅうかん】

身体の中心線上で、おへそから指幅5本上がったところです。


曲池(きょくち)
曲池(きょくち)

手のひらを上にして、肘を曲げると、肘の内側に横じわができます。その横じわの線上で、親指側の先端にあります。

 


三陰交【さんいんこう】
三陰交【さんいんこう】

内くるぶしの中心から、指幅4本上がったところです。

 

 


ツボの使い方 色々を紹介…

  1. 優しくなでる。ほんのりあたたまるまで
  2. じわーっと押す。1回の刺激は軽く、ものたりないくらいにして頻度を上げると効き目がたかく、安全です。
  3. 手持ちのもので温める。カイロ、蒸しタオル、ドライヤー。
  4. 手に入りやすいもので温める。こんにゃくをゆでて。塩を炒って。(日本で昔から行われていた家庭療法)
  5. レンジで簡単!な、小豆灸で温める。
  6. お灸で温める。効果抜群、一番やってほしい、ぜひ取り入れていただきたい、日本古来の自然療法。安全で質の良いお灸を使えば、だれでも簡単にできます。お灸教室も開催しています。

★自分で自分をラクにするおうち灸教室…「自分と仲良く自分に優しく」


  1. お灸の選び方

    お灸は、価格ではなく、質で選ぶと、より効果的、安全、しかも気持ちが良いです。手に入りやすい良質もぐさのおすすめは以下です。せんねん灸(セネファ)というメーカーは、とてもしっかりしていて信頼でき、消費者対応も丁寧。せんねん灸ホームページでは、お灸情報、ツボ情報もいたれりつくせり。かゆいところに手の届くラインナップです。
    基本はソフトでマイルドなもの⇒せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島

    火を使うけど煙がないもの。これは便利!⇒せんねん灸の奇跡 ソフト

    火を使わない らくちん!⇒火を使わないお灸 太陽

    ★気持ちよさセンサーで安全&快適&効果UP

    ★個別指導もしています。どなたでも簡単にお灸が自分で使えるようになるお灸教室

    ★できれば一度は 東洋医学治療家の治療を受けて体質を十分にみてもらったうえで、個別指導を受けると安心です。

    画像出典(了承いただいて掲載しています。感謝!):せんねん灸HP


 

ハワイの伝統医療の知恵を広めたモーナ女史【ホリスティック養生の偉人】

とも治療室ホリスティック養生と重なる【ホリスティック養生の偉人】たちの名言を、Twitterでつぶやいています。どんな人かといいますと…(とも治療室的解説です)

モーナ・ナラマク・シメオナ女史は、 ネイティブハワイアンの伝承医療の専門家として、活躍した女性。

Sith-Hooponopono創始者(1913-1992)

今や 名高い「ホ・オポノポノ」は、ハワイの伝統医療の知恵なんですが、それを今の時代に合わせて発展させたのがモーナ女史。

元は、医療だったのですよ! まさに養生そのもの。

モーナ女史は、医療施設や大学機関を含めた世界中でこのトレーニングの講演、指導にあたりましたが、国連に招聘されて行ったトレーニングは3回もあり世界的にも注目されていました。

今は イハレアカラ・ヒューレン博士が有名ですが、私はモーナさんを尊敬しており、医療者としてぜひともお会いしたかったです。なんともいえず優しいお顔です。

ホ・オポノポノってなに?と思われたら、図書館にもあるので本を1冊ぜひ手に取って読んでください。ネット情報は玉石混交、どんなものでもちゃんと知りたいと思ったら、どんなだれが書いたかわかる書籍がおすすめです。

「クリーニング」「4つの言葉」など、独特な考えが出てきます。マイナスなことを考えてぐるぐるするのを止めるのに役立ちます。一種の行動療法?

参考写真を載せます。

ホ・オポノポノの本2冊と、ブルーソーラーウオーターを作る瓶(濃い青い瓶で作れます、これくらいの色の空き瓶でOK)クリックすると詳細に飛びます