食の基本おさらい。一番できていないところからチャレンジしてみてください。

ダウンロード (1)とも治療室では 季節に合わせた個人指導をしています。ここにあるのは、一般的な、基本。たいていはご存知の、あたりまえのことばかり。

このなかで、一番できてない部分をぜひ1週間でも1ヵ月でもやってみてください。身体の違いが分かることでしょう。少しずつでいいのです、昨日より今日をより健康に。

ただし、なによりだいじなこと・・・養生法をふくめライフスタイルは 個性であり人生。正解はありません、ということもほんとのホントのことです。

食べる時は食べる。食べることに、それを作ってくれた自然やかかわった人たち等に感謝しながら、楽しく。何かしながらではなく。五感をすみずみまでつかって味わって。無意識に食べない。機械的に食べない。1口1口が自分になります。ひとくちひとくちが、「自分」を大事にする行為です。

食後は一服した後、軽く体を動かすとよいでしょう。軽い散歩や家事など。ただし、食べると疲れる人は、NG。

一日のメインは昼食、朝食、夕食は軽くします。

おなかペコペコな時間を大事にする。朝ペコペコで目が覚めるのは最高の幸せです。空腹を恐れない。

食事は毎日、ほぼ同じ時間にとります。

前の食事が完全に消化されてから食べます。未消化物が残っているうちに上からものを詰め込むと、知らず知らずに負担がかさみます。

よ~く噛むこと。ただし、食事がおいしいうちに、たとえばあたたかいものは冷える前に、ちょうどいいスピードで食べましょう。

腹7~8分目いつもニコニコ元気な体。少し足りないくらいで満足するくせをつけると、結果的に、人生の中で、ながーく おいしーくたべられます。

基本的に、体温以上のもの。冷たいものはおなかに負担をかけます。起き抜けに冷たいものを飲むとお通じにによいといわれていた時代もありますが、よほど体力のある人向け。起き抜けは、体温以上、せめて常温。寒い時期はあたたかいものをふうふうして。

★体調が悪いとき、胃腸の具合が悪いとき

特にNGなもの

刺激物、

味の濃いもの,油っこいもの,こってりしたもの、

体調によってはもち米製品や粘っこいもの,

からだに対して(人により違う)多すぎる水分

甘いもの

生もの,べたべたするような発酵食品,冷たいもの

本調子でないときは 余分なもの※を省く。

※余分なもの…たとえば。大人におやつはいりません。おやつは消化器もまだ小さい子供用のもの。大人は、口に入れるものを理性で、自分のために、管理しましょう。

 

★食欲ないとき、胃腸が重いとき、何か調子が悪いときは、食事をうんと軽くするか、思い切って抜きましょう。暖かい水分だけしっかりとっておけば、無理に食べるより回復が早いです。よほどスタミナがない人以外は、かえって調子が良くなります。

バランスよく 多品目を食べるとリスクが減ります。たいていのかたは野菜がたりません。季節のものをぜひ食べてください。

極端にかたよらない 情報過多の時代、いろんなブームがありますが、なにかばっかりは、NG。時にプロのアドバイスももらいながら、だんだんと中庸へ。自分なりのスタンダードを作っていってください。

トータル食事量を、こわけ。1日に食べる量を 数回に分けて食べるのもよい方法です。空腹で気持ち悪くなる時、食事が不規則になるとき。間に合わせで食べるのでなく1日トータルを考えましょう。