みずみずしい茅の香り…夏越の大祓(なごしのおおはらえ)と、古歌

夏は食中毒や感染、「ストレスがたまってイライラ」など、危険がいっぱい。そんな季節だからこそ、日本にはこんな風習が残っています。

6月末日に夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が 各地で そっと催されます。名越、六月祓(みなづきのはらえ)とも。

ご近所 「世田谷八幡宮」では、例年 本物の茅(かや)を使っています。茅葺建築が減っている昨今は、茅場も、それを守る人も少なくなり、なかなかにレアだそう。

本物の切りたての茅は、みずみずしくとても良い香りです。

古歌をとなえる風習があるそうです。

★半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅の輪ちのわを三回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱える(神社本庁より