アニータ・ムアジャーニ(Anita Moorjani 1956年. シンガポール生まれ インド人)という一人の女性が、本当の自分を発見し、受け入れるまでの長い旅が、慎重に丁寧に語られています。

アニータ・ムアジャーニ (著)

ピンときたらぜひ、「本」を手に取ってください(ネットで情報を集めるのではなく)きっと良いものが伝わることでしょう。
数多くある臨死体験の本のなかで、このケースは、末期癌(悪性リンパ腫)から奇跡的治癒を遂げたことが特異です。入院中のことでしたから複数の医師によって確認されていますし、今でもネット上でデータが開示されています。
著者は、全身にひろがる癌で「死」の近くに行き…戻ってきてから、すべての癌が短期間のうちに一つ残らず消えたのです。
「奇跡だから」「生き返った?から」特別なひとだ、エライんだ、聖人なんだ、などで紹介しているわけではなく…
一人の女性が、自分の人生の中で、真摯に自分に向きあい、もがき苦しみながら、みずからに気づいて行った過程が追体験できることが、すばらしい。
こういうことは、とても繊細で、非常に言葉になりにくく伝えにくいことだと思うのですが、インド、香港、英語文化圏、多くの文化のなかで培ってきた感性と知性と、豊かな表現力で、わかりやすく親切に語ってくれています。シンプルこそパワフル!まったくえらぶっても説教臭くもなく。むしろ、現実的常識的。大切なことを伝える姿勢は、こうでありたい、の見本。
動画(日本語字幕付き)もどうぞ。人柄が伝わります。

動画
Dying to be me! Anita Moorjani at TEDxBayArea(日本語字幕あり)
穀雨です。ここのところ、乾燥していた大地が雨のたびにゆったりと湿り、新緑がますます美しくなっています。
暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」とあります。いろんな植物を育てる恵みの雨。
春は 気温や気候が変わりやすく、風が強く、人の身も心も揺れ動く時期です。温かいようでも寒い風 強い風が吹くので、くれぐれも冷えないように注意して下さい。
冷えが入ると、喉が痛くなったりお腹が下ったりします。さらに、雨模様で湿気まで入ると、おへそから下のほうに症状が出てきます。腰痛、膝痛なども。
オカシイな、と思ったらすぐ手当てを。
blogでも紹介している冷え取り法など、ご自分でできることから、ストレスにならない範囲で楽しんで実行してください。
それでも、疲れが取れない、あちこち痛い…とだんだん蓄積してきたら、早め早めにプロの手を借りてしっかり立て直していきましょう。
お仕事にも 夢をかなえるにも、人生を楽しむにも体が最大の資本です。
春は、「風」の季節です。強風が吹く気候は体にも影響します。
からだ 心の両面のねじれが表面に浮き出てくる、のがこの天地の動きに呼応した流れです。
アレルギーなど免疫系に出たり、風邪がこじれたり。
イライラが募って大事な人にぶつけてしまったり。
なかなかにエネルギッシュです。
症状が出るのは悪いことばかりではありません、ここで、ねじれや冷えを、押し出して解消すれば、前より元気になれるのです。
コツは、症状を、ケミカル薬で無理やり抑えつけずに、うまーく、経過させること。
からだにたまったエネルギーを利用して 逆に、良い状態にもっていくお手伝いをしています。ご相談ください。
二十四節気「清明」になりました。 暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されています。
清明 二十四節気
晴明は、旧暦4月に入る節替わりのころ。 節替わり前後で、体調や気分が変化することも多いようです。よくなる方向ならありがたいですが、ふっとしたことで風邪をひいたりすることもおおいので、どうぞお大事にお過ごしください
このころから、春の草木が咲き始め、万物が清らかで明るい気が満ち溢れます。 この清らかで明るい日差しの中、中国では先祖の墓参りする風習があるとか。中国文化が強く影響している沖縄県でも、この日を「シーミー」と呼んで、墓参りをして、墓前で家族が会食する習しがあるそうです。
ホリスティック鍼灸治療(はり・灸・アロマ・花療法)